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第67回ヴェネチア国際映画祭に『十三人の刺客』『ノルウェイの森』が出品!監督たちからコメント到着

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第67回ヴェネチア国際映画祭に『十三人の刺客』『ノルウェイの森』が出品!監督たちからコメント到着

『十三人の刺客』(9月25日公開)と『ノルウェイの森』(12月11日公開)の2作品が、第67回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されることが決定した。それに伴い、両作のスタッフ、キャストから喜びのコメントが届いた。

63年の傑作時代劇を鬼才・三池崇史監督が、役所広司、山田孝之ら豪華キャストと共に再映画化。300人もの敵にたった13人で戦いを挑む命知らずな男たちの姿を描き出した本格時代劇エンターテイメント大作だ。三池は「やったね。ヴェニスをサムライの血で染めてあげましょう」と意気込んだ。続けて、役所は「(出品が決まった時は)『やったー!』と。ヴェネチアのお客さんに日本の時代劇を楽しんでもらうことが一番ですね。映画の初号上映後のスタッフ、キャストの異常な盛り上がりが、ヴェネチアの映画祭会場でも見られるのではないかと期待しています。日本映画のお家芸である時代劇が海外で評価されるのは、本当に嬉しいことです」と喜びを語った。

『ノルウェイの森』は、村上春樹の同名ベストセラー小説を松山ケンイチ、菊地凛子共演で映画化。監督を務めたトラン・アン・ユンは「私が是枝裕和監督とお会いしたのはヴェネチア映画祭の時でした。後に、ロッテルダムで再会し、そこで橋口亮輔監督と知り合うことになりました。その時、3人で語り明かしたことが、今でも素晴らしい思い出です。私たちはふたりの“村上氏”について語り合い、私は『ノルウェイの森』、ふたりは『69 sixty nine』と『限りなく透明に近いブルー』の話をしました。まさか、数年後に日本映画を出品するためにヴェネチアの地に戻り、その作品が『ノルウェイの森』になろうとは思ってもみませんでした!」と思い出話に花を咲かせた。主人公のワタナベを演じる、松山ケンイチは「光栄なことです。一足早く海外の方に見てもらうのですが、どんな反応を示すのか興味津々です。きっと素晴らしい経験になると思います」と心躍らせた。【MovieWalker】

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