Kis-My-Ft2北山宏光、主演映画撮影現場で「多部さんにしゃべりすぎって怒られちゃいました(笑)」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
Kis-My-Ft2北山宏光、主演映画撮影現場で「多部さんにしゃべりすぎって怒られちゃいました(笑)」

インタビュー

Kis-My-Ft2北山宏光、主演映画撮影現場で「多部さんにしゃべりすぎって怒られちゃいました(笑)」

2014年より「月刊YOU」にて連載され、独特の世界観で人気を集めた漫画を実写化した『トラさん〜僕が猫になったワケ~』(19年2月15日公開)。酒とギャンブルに溺れる日々を送るなか、交通事故であっさり死んでしまうものの、あの世の関所で1か月の執行猶予付きで“猫”として家族のもとに戻される主人公の寿々男=トラさんを演じるのは、人気グループKis-My-Ft2の北山宏光。その北山をはじめ、妻の奈津子を演じる多部未華子と娘・実優役の平澤宏々路がそろった撮影現場を訪れた。

北山宏光が猫役に挑戦する『トラさん〜僕が猫になったワケ~』は2019年2月15日(金)より公開
北山宏光が猫役に挑戦する『トラさん〜僕が猫になったワケ~』は2019年2月15日(金)より公開[c]板羽皆/集英社・2019「トラさん」製作委員会

横浜市の閑静な住宅街に実際に建つアパートの一室。その日の撮影は、物語の序盤である寿々男が交通事故に遭う前、つまりトラさんの姿になる前の家族との最後のシーンだ。一家の部屋は、両親と娘が暮らすのにちょうどいい2DKの間取り。玄関から続く小さなリビングにこたつを置いた空間も、なんだか妙にしっくりくる。

設定は2月3日の節分の日。鬼の面をつけた寿々男が、奈津子の様子を伺いながら、部屋のあちこちをあさりどこかにお金はないかと探している。北山のコミカルな動きに、テストの段階から監督の笑い声が漏れる。これが映画初出演、初主演となる北山だが、気負いはまったく感じられない。撮影の合間に、親子を演じた3人から話を聞いた。

「生活感が出ている」アパートのセットに北山も満足げ!

「初映画、初主演で、初猫。今後、ずっと記憶に残っていく作品だと思います。その分、もちろん素晴らしい映画にしたいなと思っていますし、しっかり笑えて泣ける、観る人の感情をちゃんと揺さぶれるものにしたいと思っています」と北山。

3人が暮らすアパートもお気に入りの様子。「本当に細かく作られていて、生活感が出ているんですよね。棚の中にカップラーメンが入っていたりして。画面にはほとんど映らないんですけど、普通に生活していたらこういうのもあるよなって、感動しました。冷蔵庫に付いているマグネットがお寿司だったり。それから、なぜかカエルグッズが多いんですよ。そういうこだわりもおもしろい。セットという感じがなくて、実際に寿々男たちが住んでいる家に飛び込んだようです」と満足げだ。

生活感あふれる寿々男たち3人が暮らすアパート
生活感あふれる寿々男たち3人が暮らすアパート[c]板羽皆/集英社・2019「トラさん」製作委員会

奈津子を演じる多部は、視点も自然と妻目線に。「ブランケットの色や、部屋全体の色の雰囲気など、きっと奈津子が選んだんだろうなという感じがします。部屋からも、奥さんとしての奈津子のキャラクターがとても出ていると感じます」。寿々男と奈津子の一人娘である実優役の宏々路ちゃんも「水玉とか、柄とか、部屋の雰囲気がすごくかわいい。楽しくなるし、なんだかずっと前から住んでいたような気になります」と笑顔を見せる。

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