ロドリゴ・ガルシア監督最新作の邦題決定!母と子の絆を描いた『愛する人』|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ロドリゴ・ガルシア監督最新作の邦題決定!母と子の絆を描いた『愛する人』

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ロドリゴ・ガルシア監督最新作の邦題決定!母と子の絆を描いた『愛する人』

『彼女を見ればわかること』(99)、『美しい人』(05)と女性の姿を撮り続けてきたロドリゴ・ガルシア監督の最新作となる『Mother&Child』の邦題が、『愛する人』(2011年公開)に決定。製作総指揮には『21グラム』(04)、『バベル』(07)のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥを迎える。

14歳の時、カレン(アネット・ベニング)は初めて人を好きになり、早すぎる妊娠をする。母親に従い、小さかったカレンは最愛の娘を手放すしかなかった。それから36年。過去の一件から分かり合うことができない年老いた母親を介護していたが、ある日、母親が亡くなる。失ったものの大きさに絶望し、繰り返したくないという想いに変わっていく。一方、孤児として育ったエリザベス(ナオミ・ワッツ)は、弁護士としキャリアを積みながら、何も執着することなく暮らしていた。ところがある日、自分が妊娠していることが発覚。産むのか、産まないのか・・・その決断を迫られる中、ずっと閉ざしていた母の存在を意識し始める。若くして産んだ娘を手放したことをずっと後悔しながら生きてきたカレン。母の愛を知らずに、強がることが当たり前になっていたエリザベス。母として、娘として、女として、何かを失ったまま生きてきた2人の女性。時が過ぎてしまう前に、愛していたことを伝えたい。顔も知らない、名前も知らない、決して重なるはずのない2人の人生を、ひとつの小さな命が引き寄せようとしていた。

母と子供の固い絆を繊細かつ、力強く描いた希望溢れる人間ドラマが言葉にならない感動を呼ぶ本作。ロドリゴ・ガルシア監督の十八番と言える痛みを抱えた女性の描き方に注目したい。【Movie Walker】

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