志尊淳の男気を『走れ!T校バスケット部』チームが絶賛|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
志尊淳の男気を『走れ!T校バスケット部』チームが絶賛

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志尊淳の男気を『走れ!T校バスケット部』チームが絶賛

実話に基づいた同名小説を実写映画化した『走れ!T校バスケット部』の初日舞台挨拶が、11月3日に丸の内TOEI1で開催され、志尊淳、佐野勇斗、早見あかり、戸塚純貴、佐藤寛太、鈴木勝大、西銘駿、阿見201、古澤健監督が登壇。「一番男気があったのは誰?」というクロストークでは、志尊の男前ぶりを示すエピソードで盛り上がった。

最初はお互いに顔を見合わせていたが、志尊が「ちょっと指差ししてみようか?」と提案すると、志尊に集中した。佐藤は志尊を指差し「飯、おごってくれるんです」と言うと、最年長の阿見201も「僕は39歳ですが」と苦笑いしながら「ごちそうさまでした」と頭を下げ、会場は大爆笑。

鈴木も志尊について「一番、練習時間が短かったのに頑張ってた」と言うと、志尊は「照れるからやめてよ。主役という立場から男気を見せなきゃいけないと自負していたところがあったかもしれない。やさしいね、みんな」と恐縮する。

すると、古澤監督が「西銘が言ったほうがいい」と、西銘をうながすと、彼は「僕が点数を決めるところが台本になくて。でも、志尊くんが『チームメイトのいいところを撮ってほしい』と監督に言ってくださって、僕が点数を決めることができました」と志尊に感謝する。

古澤監督も「2日間であのシーンを撮ってて、エキストラさんも頑張ってくれてて。時間もないなか、志尊くんがキャストやスタッフに『頑張りましょう』と声をかけてくれた時、ゾワッとして。監督しててあんなにうれしい瞬間はなかったなと」と現場を振り返った。志尊は恐縮しながら「無意識でした」と語り、会場を感動の渦に包んだ。

続いて、サプライズで、志尊たちがサイン入りのミニバスケットボールを会場に投げ込み、黄色い歓声が上がる。最後に志尊は「みんなで全力で体を張って、役者人生を懸けて作った作品です」と力強くアピールした。

『走れ!T校バスケット部』は、連戦連敗だった高校の弱小バスケチームが、強豪校からの転校生(志尊淳)の加入により、変わっていくさまを描く青春ストーリー。『今日、恋をはじめます』(12)や、『青夏 きみに恋した30日』(18)など古澤健監督がメガホンをとった。

取材・文/山崎 伸子

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