体験してみたい!? 会話と添い寝の癒し系サービスって知ってる？

“ご当地”をキーワードに映画の元となるアイデア(プロット)を募集し、企画開発、制作、一般劇場公開までを一貫してサポートする、彩の国ビジュアルプラザによる若手クリエイター育成プログラム・D-MAP。このプログラムのもと、ユナイテッド・シネマ主催の「シネマプロットコンペティション」で選出された作品『ネムリバ』が、10月23日(土)より埼玉県内のユナイテッド・シネマで公開されることとなった。

本作『ネムリバ』は、ご当地である埼玉県を舞台に、“会話と添い寝”という一風変わった癒し系サービスを提供する施設に関わる人々の姿を描いた人間ドラマだ。主演には同県在住の女優・小野まりえを起用し、埼玉県の魅力を詰め込んだ埼玉エンタテインメント映画となっている。

タイトルにもなっている『ネムリバ』とは、劇中に出てくる“会話と添い寝”を提供してくれる施設の名前で、漢字に変換すれば“眠り場”となる。ちなみに、この“添い寝”というサービスは意外と注目されているようで、現在、漫画雑誌・モーニングで連載中の「シマシマ」も、不眠で悩む女性に対して一晩添い寝する男性を派遣する“添い寝屋”を描いた作品だ。人と人との繋がりが希薄な現代だからこそ、ひと時の人肌との触れ合いをテーマにした、癒し系サービスが求められているのかもしれない。

ひとりで寂しい夜は、誰かに添い寝してほしい。そう思うことは誰にでもあるだろう。しかしながら、寂しくて仕方がないからといって埼玉へ行っても、ネムリバは本当にあるわけではないのであしからず。ここは映画を見て癒されてみるのはどうだろうか。【トライワークス】