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クリント・イーストウッド、「ボンドとスーパーマン役のオファーを断った」

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クリント・イーストウッド、「ボンドとスーパーマン役のオファーを断った」

ここ数年、アカデミー賞監督としてのキャリアで大成功を収めているクリント・イーストウッドには、007シリーズのジェームズ・ボンドとスーパーマン役のオファーを断った過去があるそうだ。

「『007 ダイヤモンドは永遠に』(71)で初代ボンド役のショーン・コネリーがやめた後、2代目のボンド役をオファーされたんだ。ギャラも良かったんだけど、既にイメージのできあがっているフランチャイズ映画は、あまり気が進むなかった。ボンドといえばコネリーだし、自分にはあわないと思って断ったんだ」。

「それと、よく仕事をしていたワーナー・ブラザーズの当時の最高責任者が、初代スーパーマンをオファーしてきたんだけど、自分のキャラじゃないって思ったから断った。それで故クリストファー・リーブが演じることになった。遠い昔の話だけれどね」と、イーストウッドがデイリー・テレグラム紙に語っている。

結局、2代目ボンドのジョージ・レーゼンビーは1作品でリタイア、クリストファーは亡くなっており、もしイーストウッドがボンドやスーパーマンを演じていれば、同シリーズのあり方が変わっていただろう。しかし一方で、フランチャイズ映画の主演を演じると、そのイメージから脱却するのが難しいため、今のイーストウッドのキャリアはなかった可能性も高く、賢明な選択だったのかもしれない。【NY在住/JUNKO】

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