依存症が子どもたちに遺伝?マイケル・ダグラス、不安な心境を吐露|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
依存症が子どもたちに遺伝?マイケル・ダグラス、不安な心境を吐露

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依存症が子どもたちに遺伝?マイケル・ダグラス、不安な心境を吐露

先月6日に「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」を受賞し、父のカーク・ダグラスに続いてハリウッド殿堂入りを果たしたマイケル・ダグラス。妻のキャサリン・ゼタ=ジョーンズとの間にもうけた1男1女の芸能界入りも噂されているが、父親としての心配は尽きないようだ。

ザ・ミラー紙のインタビューを受けたマイケルは、18歳の息子ディランと15歳の娘キャリスが、アルコールとドラッグの依存症に苦しんだ自分からの遺伝で、同じ依存に陥るのではないかとの懸念を明かしている。

マイケルは1977年、オーストリア外交官の娘ディアンドラさんと結婚。2人の間に誕生したキャメロン・ダグラスは1997年、19歳で俳優デビューを果たしたものの、2年後にはコカイン所持で逮捕。その後も覚せい剤の販売やヘロインの使用で二度逮捕され、7年半の間服役した。また、マイケルの異母弟で、俳優やスタンダップ・コメディアンとして活動していたエリック・ダグラスも、ドラッグの過剰摂取が原因で46歳の時に他界している。

マイケルはインタビューで自分自身の体験に触れ、「私は1991年にリハビリ施設に入所した。アルコールが(依存症の)大部分を占めていたが、ドラッグもその一部だった」「気を付けなくてはならないんだ。家族に依存症の問題があるわけだからね」「両方とも私の家系だから、うちの若い子どもたちには目を光らせてるよ。そのことについては、子どもたちによく話すようにしている」と語っている。

マイケルの子どもたちは芸能界に興味津々のようだが、一般のネットユーザーからは、「アルコールやドラッグから子どもを遠ざけたいなら、芸能界からも遠ざけた方がいいんじゃないの?」「遺伝とは関係なくて、大金を持ってるせいだよ」という意見も。とは言え今の時代、アルコールやドラッグはもはや特別な世界の問題とは言えないのが現実。早い時期から子どもたちに依存症の怖さを伝えるのは、一般家庭にとっても必要な教育と言えるだろう。

UK在住/シャオ

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