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稲垣吾郎主演『半世界』公開日が決定!あわせて本ビジュアルも到着

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稲垣吾郎主演『半世界』公開日が決定!あわせて本ビジュアルも到着

第31回東京国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され観客賞を受賞した注目作であり、稲垣吾郎×長谷川博己×渋川清彦という豪華出演者で描かれる阪本順治監督の最新作『半世界』の公開日が、2019年2月15日(金)に決定。あわせて、本ビジュアルが到着した。

山中で備長炭を製炭し生計を立てている紘(稲垣吾郎)は、なんとなく父から継いだだけの仕事をやり過ごし、家のことは妻・初乃(池脇千鶴)に任せっぱなしの毎日だった。しかし、突然帰ってきた中学からの旧友・瑛介(長谷川博己)と、もう1人の同級生・光彦(渋川清彦)の鋭い言葉で、仕事にも、反抗期の息子・明にも無関心だったことに気づかされる。瑛介の抱える過去を知った紘は、仕事や家族と真剣に向き合う決意をするが…。

解禁された本ポスターは、稲垣吾郎扮する主人公・紘の炭焼き小屋で働くシーンを中心に、元同級生の長谷川博己と渋川清彦、稲垣の妻役の池脇千鶴が配置され、メインコピー「思い描いた人生になってる?」の言葉で、それぞれの人生の“今”に問いかけているように見える。『半世界』は、人生半ばに差し掛かった男たちの視点を通じ、残りの人生をどう生きるかを愛とユーモアたっぷりに描き、観客に、ほんの少し立ち止まって自分の時間を見つめなそうと語り掛けてくるような作品。ポスターは、そんな繊細で優しい世界観の一端を感じることができるビジュアルになっている。

本作は、『亡国のイージス』(05)、『北のカナリアたち』(12)などの阪本順治監督が『団地』(16)に続き挑む、完全オリジナル脚本作品。前作『エルネスト』(17)でのグローバルな世界観から翻り、地方都市に焦点を当てたドメスティックな切り口には、世界は市井の人々の小さな営みでできているという監督の視点が込められている。

東京国際映画祭観客賞を経て、いまや国内外問わず注目が高まっている映画『半世界』。公開日も明らかになったことで、鑑賞できる日がますます待ち遠しい。

文/編集部

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