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梅原裕一郎「すごい声が出るようになっちゃって」榎木淳弥と“絶叫”の思い出を告白

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梅原裕一郎「すごい声が出るようになっちゃって」榎木淳弥と“絶叫”の思い出を告白

アニメーション映画『機動戦士ガンダムNT』の初日舞台挨拶が11月30日に丸の内ピカデリーで開催され、榎木淳弥(ヨナ・バシュタ役)、村中知(ミシェル・ルオ役)、松浦愛弓(リタ・ベルナル役)、梅原裕一郎(ゾルタン・アッカネン役)、脚本の福井晴敏、吉沢俊一監督、プロデューサーの小形尚弘が登壇。叫びゼリフも多かった榎木が「途中で声が出なくなったけれど、復活しました」、梅原も「喉の不安もちょっとあった。一周まわって、すごい声が出るようになっちゃって」と熱のこもったアフレコの様子を明かした。

79年にテレビ放送された富野由悠季監督の「機動戦士ガンダム」を原点に、広がり続けてきたガンダムシリーズ。本作は福井晴敏原作の『機動戦士ガンダムUC』のその後を描く物語。

歴史あるシリーズの主人公に抜てきされた榎木は「参加が決まったと聞いた時は、現実感がなかった」とオファーを受けた時の心境を述懐。「まさか自分がガンダムに乗れるとは思っていなかった。声優をやっていたら『ガンダム』に憧れている方も多い。僕もいつか乗ってみたいけれど、叶わないと思っていた」と語りつつ、「『ガンダム』を好きな方は多いので、とにかく期待を裏切らないように頑張ろうと。その一心でした」と強い責任感を持って演じたことを明かしていた。

絶叫するセリフも多かった榎木は「(アフレコの)途中で声が出なくなりました。う…う…となって、一瞬ダメかなと思って」と告白。福井が「叫びっぱなしの役だもんね」と寄り添うと、榎木は「ヤバイ、今日中に録り終えられるかなと思った。ちょっと間をあけたら復活しました。なんとか録り終えた」と壮絶なものとなった収録を回顧。

梅原は、松浦が17歳の女子高生声優であることから「榎木さんが『JKがいる』ってはしゃいでた」と暴露。「JKセカンド?セカンドJK?SJK?高校2年生のことをそうやって言うらしいですよ。そういうのを教えてもらいました」と世代間のギャップを感じたことを語り、会場の笑いを誘った。

また小形プロデューサーは「梅原さんはずっと叫んでました」とこちらも絶叫セリフが多かったことに触れた。梅原が「すごい楽しかった」と微笑み、「喉の不安もちょっとあったんですが、一周まわって、途中からすごい声が出るようになっちゃって。ランニングハイみたいになって」と語ると、小形プロデューサーは「すごかった」と梅原の熱演に驚きを隠せなかった。

取材・文/成田 おり枝

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