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西城秀樹、「命の大切さに気付かなかった」と過去の経験を語る

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西城秀樹、「命の大切さに気付かなかった」と過去の経験を語る

9月25日(土)の公開に先駆け、映画『メッセージ そして、愛が残る』のプレミア試写会が行われ、ゲストとして西城秀樹が登壇した。本作は、フランスで120万部突破の感動のベストセラー小説を映画化したもの。主人公ネイサンは、ニューヨークの法律事務所に勤める敏腕弁護士。幼い息子を突然の病で亡くした彼は、そのショックから立ち直ることができず、妻と娘を遠ざけて仕事に逃避する日々を送っている。そんな彼の前に現われた医師のケイ。次々と人の死を予見するケイの不思議な力を見たネイサンは、自分にも死期が迫っていると直感。別れた妻との絆を取り戻そうとする。しかし予想もしない運命が待っていた。愛すること、生きることの大切さを描く感動のヒューマンドラマだ。

本作を見た西城秀樹は、「映画はマルコヴィッチが出演しているとあって、ヨーロッパの雰囲気が出ていてよかったですね。映画の内容は考えされました。これからご覧になる皆さんは、一語一句聞き逃さないでください。死がテーマの作品ですが、人は生まれれば待っているのは死ですが、その死を迎えるにあたり、やり残したことがないか考えました。生きることの大切さに気付かされました。元気な方は“死”を意識して考えたことがないですよね。なので、この映画は良い機会を与えてくれますよ。映像も温かく、ファンタジーのようで美しかった」とコメント。また、本作を見て、自身の病気について考え、改めて命の大切さを実感したと語る西城は、「僕は助かったけれど、それを経験していなかったら、命の大切さには気付かなかったですね。昔は自分の我が強かったけど、今はパートナーもいて、寄り添うことが大切だと思っています。この映画はとても深いです。一度目に見た時は落ち込みましたが、二度目に見た時は、温かく、生きることはこういうことかと実感しました」。そして、本作の見どころについては、「僕は二回、この作品を見てラストシーンでかなり大きいショックを受けました。改めて、生きているということを考えました。冒頭からしっかりと受け止めて見てください。ショックは避けられませんが、人それぞれの解釈があると思います」と語った。【MovieWalker】

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