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「ろくでなしの僕が、スーパークールなヒーローにする!」『アクアマン』監督のマル秘エピソードを独占入手

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「ろくでなしの僕が、スーパークールなヒーローにする!」『アクアマン』監督のマル秘エピソードを独占入手

世界中で大ヒットを記録した『ワイルド・スピード SKY MISSION』(15)のジェームズ・ワン監督による最新作『アクアマン』が、19年2月8日(金)より公開となる。本国でひと足早くお披露目された本作はすでに各メディアから大絶賛されているが、成功のカギとなった監督のマル秘エピソードと、大盛り上がりを見せたUSプレミアの様子をお届け。

本作でメガホンをとった若手監督のジェームズ・ワンは「あえて言うけど、アクアマンはみんながからかうヒーローなんだ(笑)。僕は本作の監督を最初は少しためらった」と語る。しかし、決断した理由として「僕はアンダードッグ(勝ち目がなさそうな人)でいるのが大好きだった。ホラージャンルから来た僕は、いつもアンダードッグで誰からも敬意を払われないろくでなし。だから、『そうだ。僕がアクアマンをスーパークールにするんだ!もし彼をそうするこができたら、どれほど素晴らしいだろう!!』と思ったんだよ」と、チャレンジ精神が彼を突き動かしたことを明かした。

ジェームズを一躍有名にしたのは、世界的な一大ブームを巻き起こした『ソウ』(04)。シリーズはその後7作品も続いたほか、『インシディアス』(10)や『死霊館』(13)なども手掛けた。ジェームズは“アンダードッグ”に見えるが、低予算にも関わらず多くをヒットさせてきたいま注目のヒットメーカーなのだ。ジェームズは「僕はワーナー・ブラザースに『アクアマン』のアイディアを売り込んだ時、自分自身のやり方でできるならやるよと言ったんだ」と、自身のやり方を突き通したことを語った。

「最初の手ごたえを感じたのは昨年7月のコミコンだった。アクアマンの予告が、なんと最初の72時間で1億2900万ビュー以上のアクセスがあったんだ。間違いなく、コミコンは僕たちにとって大きなブレイクアウトだった」と早くから想像以上の反響があったことも振り返る監督。

先日ハリウッドで開催されたUS プレミアには、主役アクアマンを演じたジェイソン・モモア、ヒロインを演じたアンバー・ハードをはじめ、アクアマンの母を演じたニコール・キッドマン、そして監督のジェームズ・ワンら豪華キャスト陣が参加。1000人ものファンで場内は沸きかえった。

するとカーペットを移動中に屈強な男たちに囲まれたジェイソン。何が始まるのかと思いきや、集団でマオリ族の戦士の舞“ハカ”を披露。感極まったジェイソンは、なんと自身の武器で、伝説の槍でもあるトライデントを真っ二つに破壊。その圧倒的なパワーと迫力に、会場からは大きな拍手が贈られた。インタビューでは「ハイ!ジャパン!大好きだよ!!」と日本のファンに向けて挨拶する場面も。

中国では先駆けて今月7日から公開が始まり、1か国のみの興収で同週末の世界興収1位を獲得するという、ワーナー・ブラザース映画史上最大のオープニングを記録した『アクアマン』。世界中の話題をさらっている注目作の公開が、一層待ちきれない。

文/編集部

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