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“4番”の正体は橋本環奈だった!『十二人の死にたい子どもたち』でシリアス演技を魅せる

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“4番”の正体は橋本環奈だった!『十二人の死にたい子どもたち』でシリアス演技を魅せる

「天地明察」などで知られるベストセラー作家・冲方丁の初となる現代サスペンスを、監督・堤幸彦によって実写映画化した『十二人の死にたい子どもたち』が来年1月25日(金)より公開となる。このたび、12名のうちただ1人だけ顔を隠していた“4番”を演じるのが、橋本環奈だと明らかになった。

9月の製作発表段階ではポスターに写る出演者全員の顔が塗りつぶされており、晴れて11月にキャスト情報が明らかになるも、ただ1人だけマスクとニット帽で顔を隠し、ひときわ異様な雰囲気を醸し出していた“4番”。ネットではキャスト予想が異様な盛り上がりを見せおり、今回の発表に向け12日より解禁の事前告知がおこなわれていた。

出演するのは2018年の日本映画界をことごとく席巻した杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜ら人気若手キャスト5人と、堤幸彦監督にオーディションで選ばれた吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗ら6人。そこに今回発表となった橋本環奈が加わり、“全員平成生まれ”となる気鋭の俳優12人が凄まじい才能を惜しみなく披露し、熱演を繰り広げる。

橋本環奈が演じる“4番”のリョウコ(芸名:秋川莉胡)は、自らを“大人たちに作られた虚像”であると信じ葛藤を抱える人気女優という役柄。劇中では自らを「作られた人間よ!大勢の大人が時間とお金をかけて作った商品よ!」と言う衝撃的な台詞も。

近年、「銀魂」シリーズなどで躍進を続け、今回演じられた役とも少し似通っているところがある橋本。台本の印象について問われると「4番のリョウコの役は、大人に囲まれて言われるままっていうのが、わかるようでわからないというか。やっぱり女優“秋川莉胡”として、イメージが先行しちゃうっていう悩みをリョウコ自身は抱えていたんだろうな、と深く考えてみたときに、全然自分にはない感覚が生まれてきた気がします」と振り返った。

本作は同世代の俳優による白熱の演技合戦も見どころの一つ。同世代との共演については「めちゃめちゃ刺激受けました。ひとりが成長すると、相乗効果がすごくて、そういった化学反応みたいなものが生まれてくるのを堤さんが予想していたとするならば、怖いです(笑)」と語り、「たとえばシンジロウ(新田真剣佑)が泣くシーンで、台本には泣くって書いてないのに、全員が泣いちゃったりとか、感情も感染していきました」と撮影の裏側も明かした。

今回は弾けるような笑顔を封印し、シリアスかつ鬼気迫る迫真の演技に挑戦した橋本環奈。初めて魅せる新たな一面に期待が高まる!

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