ジェームズ・キャメロン「木城先生と一緒に立つことが出来て光栄」構想20年超えの力作『アリータ』ワールドプレミア|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ジェームズ・キャメロン「木城先生と一緒に立つことが出来て光栄」構想20年超えの力作『アリータ』ワールドプレミア

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ジェームズ・キャメロン「木城先生と一緒に立つことが出来て光栄」構想20年超えの力作『アリータ』ワールドプレミア

木城ゆきとによる伝説の漫画「銃夢」。その映画化を長年にわたり切望してきた巨匠ジェームズ・キャメロンが製作・脚本を手掛けた『アリータ:バトル・エンジェル』が2月22日(金)より公開となる。1月31日にはワールド・プレミアが開催され、ジェームズ・キャメロン、原作の木城ゆきと、主演ローサ・サラザールら豪華メンバーが登壇した。

公開開始を目前に、ロンドンのオデオン・ルックス・レスタースクエア前には華やかなライトアップにブルーカーペットが敷かれ、約1000人のファンと世界各国の報道陣が集まった。

まずは、脚本・プロデューサーを務めたジェームズ・キャメロンと、「銃夢」の原作者・木城ゆきとの登場で、会場は大歓声に包まれる。そして、主人公のサイボーグ少女アリータを演じたローサ・サラザールが黒とブルーのセクシーなドレスを身にまとい登場。アリータの父親代わりのサイバー医師のイドを演じたオスカー俳優クリストフ・ヴァルツ、アリータに好意を持ち、彼女の失った記憶を取り戻す手助けをするヒューゴを演じたキーアン・ジョンソン、イドの元妻でバトルロイヤルゲームモーターボールの選手の調整技師チレンを演じたオスカー女優ジェニファー・コネリーと豪華キャストが続いた。

また、キャメロンからメガホンを引き継いだロバート・ロドリゲス監督、キャメロンと共に『タイタニック』(97)、『アバター』(09)などの大作をプロデュースしたジョン・ランドー、さらに主題歌を歌うデュア・リパが登場すると、会場は一層の盛り上がりを見せた。

構想20 数年を費やし、ついにこの日を迎えたキャメロンは「レッドカーペットに木城先生と一緒に立つことが出来て光栄です。木城先生が『気に入った』と言ってくれたので、安心しました。彼が満足であれば、私も満足です」と木城に敬意を示した。

木城氏もまた「ジェームズ・キャメロンさん、ジョン・ランドーさん、ロバート・ロドリゲスさんが、非常にリスペクトしてくれていたので、信頼して映画を任せることができました」と、この3人だったからこそ大切な作品を安心して託すことができたと述懐した。また、その言葉を裏付けるように「映画を観て、漫画の核心の部分が、見事に継承されていたと思いました。見かけだけではなく、キャラクターの心の動きや存在理由といったものも含めて、ちゃんと映画で反映されていて、非常に嬉しかったです」と太鼓判を押した。

キャメロン自らが熱意のもと創り上げた『アリータ:バトル・エンジェル』。2月14日(木)には、サラザールとヴァルツ、ロドリゲス監督が来日し日本プレミアに登壇。いよいよ日本にも“アリータ旋風”が吹き荒れそうだ!

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