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今年だけで4本もシリーズが製作されたアニメ映画とは?

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今年だけで4本もシリーズが製作されたアニメ映画とは?

『ハリー・ポッター』シリーズや『トワイライト』シリーズなど、シリーズ化を念頭において製作される映画は多々あるが、今年だけで4本もシリーズ公開された作品があるのをご存知だろうか? それが10月30日(土)に『劇場版ブレイクブレイド 第四章 惨禍ノ地』が公開される『ブレイクブレイド』シリーズだ。

本作で4本目となるこのシリーズは、人の手に魔力が宿るクルゾン大陸で、ゴゥレムと呼ばれるロボットを操り、国どうしが戦闘を繰り広げるロボットアニメ。原作は「月刊少年ブラッド」で連載された漫画で、同誌が休刊したためウェブコミック誌「FlexComixブラッド」へと移籍し、8巻発売時点で100万部を突破している人気作なのだ。

今年の5月に、全六章で構成される映画の第一章が公開され、続いて6月に第二章、9月に第三章が公開されるという驚異的スピードでシリーズは進んでいき、この度、第四章が公開されることとなった。さらに、年明けには第五章、第六章の公開も予定されており、第一章が公開されて一年余りで全六章が全て公開されることになる。どうやら、2007年から昨年までに全七章が公開され、連日立ち見が出るほどヒットしたアニメ映画『空の境界』を参考にした公開形式のようだ。大長編を一作にまとめるのではなく、数年かけて公開するわけでもない。この公開形式はアニメ映画の新たなスタイルとして定着するかもしれない。

ちなみに『ブレイクブレイド』シリーズは、第一章と二章が、公開から約3ヶ月でテレビの地上波で放送された。それにも関わらず、劇場にファンが集まるのは、テレビやDVD、ネット配信などが普及し、自宅で映画を観ることが可能になった今でも、ファンが一堂に集って、シリーズ新作を観ながら盛り上がることが、劇場でしか味わえない楽しみだからだろう。ファンはもちろん、そうでない人も、本シリーズで新たなアニメ映画の楽しみ方を味わってみてはどうだろうか。【トライワークス】

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