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ホラー映画の鬼才が“リミッター”を突破!恐怖×エロティシズムの問題作が連続公開

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ホラー映画の鬼才が“リミッター”を突破!恐怖×エロティシズムの問題作が連続公開


<コメント>

●中田秀夫(『殺人鬼を飼う女』監督)

「『殺人鬼を飼う女』は、エロス(恋愛)+サスペンスという、私が追求し続けたいジャンルの組み合わせで、原作の世界観を守りつつ、どのように鋭角的な映画にできるかが私にとってのチャレンジでした。ラブシーンもクライマックスには男1人対女3人という場面があり、これもキャスト・スタッフと共に数日に渡る熱のこもったリハーサルを重ね、撮影に臨みました。『ホワイトリリー』に引き続き飛鳥凛さんには、たいへん難しい役どころを演じていただき、危うさ、儚さと共に鬼気迫るヒロイン像を創り上げてくださったと思います。また、相手役の水橋研二さんにも繊細な作家役でありながら、アクションもの的な壮絶なラブシーンをお願いしました。松山愛里さん、中谷仁美さん、大島正華さんたちも肉体と精神をギリギリまで追い込まれた女性像たちを、そして根岸季衣さんには、映画『グロリア』を合言葉にこれぞ“鬼母”の極みを、堂々と演じていただきました。自信作です。ご堪能いただければと願っております」

●飛鳥凛(『殺人鬼を飼う女』主演・キョウコ役)

「主人公のキョウコは、他にもいくつかの人格を内に秘めていて、その人格がいつ入れ替わるか予測できないという、非常に難解な役どころでした。キョウコ以外の3つの人格を、映画の中では別の女優さんたちが演じているのですが、1人の人間を4人で分けて演じるというところが複雑で、それぞれのキャラクターを掘り下げるディスカッションを4人で何度もしてから撮影に臨みました。

監督には『感情が内から湧き出るように!』『そこは獣のように!』など、かなり独特の表現で演出していただきました。中田監督の映 画の主演を務めさせていただくのは二度目ですが『飛鳥さんは以前より芝居が好きになったよね!』と言われたのが嬉しかったです。もちろん元々芝居は好きですが、以前よりも、綺麗なうわべの部分だけでなく人間の本質をさらに追求することを念頭に置いて臨んだことで、自分の中の芝居の意識がより深いものになったのかなと。見せたくないような汚いところも沢山見せていると思います(笑)。今作は、自分の全てを注ぎ込んだ作品です。ぜひ沢山の方に見ていただけたら嬉しいです」

●小林剛 KADOKAWAプロデューサー、永田芳弘 ハピネットプロデューサー

「この度、KADOKAWAとハピネットはホラーやサスペンスといったジャンルで、特にエッジの立った作品を共同で開発、発信していくプロジェクトを立ち上げました。それがハイテンション・ムービー・プロジェクトです。第一弾として中田秀夫監督『殺人鬼を飼う女』、第二弾として安里麻里監督『アンダー・ユア・ベッド』を公開・リリース致します。コンセプトは“リミッターを外せ”。クリエイターの皆さんにハイコンセプトな題材・内容を、思うままに作っていただく。映倫審査R18+指定も辞さず。そんな作品作りを目指していきます。閉塞したこの時代に鋭利な刃物の一刺しをする本シリーズ、ぜひご期待ください」

文/久保田 和馬

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