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戸田恵梨香、大原櫻子をビンタするシーンに「緊張しちゃいました」

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戸田恵梨香、大原櫻子をビンタするシーンに「緊張しちゃいました」

戸田恵梨香、大原櫻子がW主演を務めた映画『あの日のオルガン』の公開記念舞台挨拶が、2月22日に新宿ピカデリーで開催され、戸田、大原、田中直樹(ココリコ)、平松恵美子監督が登壇。劇中で戸田が大原を思い切りビンタするシーンの撮影秘話を2人が語った。

大原が「リハーサルは“ふり”だったけど、監督が『本番はちゃんとやってね』とおっしゃっていて。いざ、愛のビンタを受けた時、人ってこんなに傷つくと同時に、すごく愛を感じるんだなと思って。カットがかかった時、(演じた)みっちゃんを忘れて、『ああ~』ってなって。すごく緊張したシーンでもありました」と撮影を振り返った。

戸田は「いままでビンタするとか、蹴りを入れるという経験はあったんです。もちろん芝居ですよ(笑)。でも、相手は男性だったので。女性に対してビンタをするのは初めてだったから、緊張しちゃいました」と語った。

大原は「自慢ですよ。戸田さんからビンタを受けるなんて」と笑顔を見せると、戸田は「やめてください」と笑った。

本作は、太平洋戦争末期に、日本で初めて保育園を疎開させた保母たちの実話を描く感動作。『ひまわりと子犬の7日間』(13)の監督で、長年山田洋次監督との共同脚本、助監督を務めてきた平松恵美子がメガホンをとった。

最後に、戸田が本作について「私はいま、生きているみなさんと一緒に、次世代に対して、語り継いでいきたいなと思っています。私たちはまだ、戦争があった時代のことってわかりきれないし、事実をすべて知ることはできないけど、少しでも知ったことがすごく大事で。今回関わってそう思えたので、お力をいただけたらと」と力強く締めくくった。

取材・文/山崎 伸子

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