全埼玉県民も号泣の快挙?世界大ヒットの話題作を退けて『翔んで埼玉』が堂々の首位スタート!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
全埼玉県民も号泣の快挙?世界大ヒットの話題作を退けて『翔んで埼玉』が堂々の首位スタート!

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全埼玉県民も号泣の快挙?世界大ヒットの話題作を退けて『翔んで埼玉』が堂々の首位スタート!

2月最後の週末となった2月23・24日。話題作が多数公開された中で見事、映画動員ランキング1位に輝いたのは、その強烈な“埼玉ディス”が公開前から話題となっていた『翔んで埼玉』だ。

都道府県興行シェアでも埼玉がNo.1!

“埼玉最強”を世界に知らしめた(?)『翔んで埼玉』
“埼玉最強”を世界に知らしめた(?)『翔んで埼玉』[c]2019映画「翔んで埼玉」製作委員会

埼玉県民はもちろん、あまりなじみがないという関東エリア以外の観客も劇場に呼び寄せ、土日2日間で動員19万1000人、興収2億5900万円を記録するヒット。初日3日間の累計では動員24万8000人、興収3億3100万円となり、改めて埼玉の名を全国に知らしめた形だ。

埼玉県内では23スクリーンで上映されていて、都道府県興収シェアでは東京都を抑えて全国1位を記録。劇場別でもさいたま新都心にあるMOVIXさいたまが全国で動員数1位を記録するなど、やはり、“せっかく観るなら埼玉で”と聖地での鑑賞を選んだ人も多かったのだろう。

【写真を見る】ぱるる演じる菅原一家の会話から伝説パートの物語が始まる(『翔んで埼玉』)
【写真を見る】ぱるる演じる菅原一家の会話から伝説パートの物語が始まる(『翔んで埼玉』)[c]2019映画「翔んで埼玉」製作委員会

山里亮太(千葉県出身)、佐野岳(愛知県出身)ら出演者以外からの「『翔んで埼玉』観たよ」というつぶやきに公式もいち早く反応するなど、SNSも『翔んで埼玉』絡みのつぶやきが目立った。

『アリータ:バトル・エンジェル』はIMAX、3D、4DXが好調

3日間の興収では1位となった『アリータ:バトル・エンジェル』
3日間の興収では1位となった『アリータ:バトル・エンジェル』[c]2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

2位に初登場の『アリータ:バトル・エンジェル』は土日2日間で動員15万2000人、興収2億4800万円を記録するヒットとなったが、IMAX、3Dが全体の6割を占め、4DX版もヒットしているのが特徴。3日間の累計興収では3億4300万円と『翔んで埼玉』を上回り、見事1位となった。日本より一足早く全米などで公開された本作は、アメリカを含む世界47か国でのオープニング興収がNo.1となっていたが、3日間の成績で日本が48か国目に追加されるかたちとなった。

千眼美子が魔法使いのヒロインを演じる『僕の彼女は魔法使い』
千眼美子が魔法使いのヒロインを演じる『僕の彼女は魔法使い』[c]2019 IRH Press

また、千眼美子が魔法使いのヒロインを演じた『僕の彼女は魔法使い』は3位にランクイン。先週1位の『フォルトゥナの瞳』は2週目も動員10万4000人、興収1億4000万円と好調をキープしている。

第91回アカデミー賞では主演男優賞など最多の4部門受賞となった『ボヘミアン・ラプソディ』
第91回アカデミー賞では主演男優賞など最多の4部門受賞となった『ボヘミアン・ラプソディ』[c]2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

第91回アカデミー賞では主演男優賞など最多4部門に輝いた『ボヘミアン・ラプソディ』は9位と依然、TOP10内をキープ。累計興収は119億円を突破し、歴代興収20位となった。今回の受賞で、リピーターはもちろん、まだ観ていなかったという人が劇場に押し寄せれば、さらに数字を伸ばしてくるはずだ。

文/トライワークス

以下は、1~10位までのランキング(2月23・24日)
1位 翔んで埼玉
2位 アリータ:バトル・エンジェル
3位 僕の彼女は魔法使い
4位 フォルトゥナの瞳
5位 マスカレード・ホテル
6位 七つの会議
7位 アクアマン
8位 劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ
9位 ボヘミアン・ラプソディ
10位 コードギアス 復活のルルーシュ
※興行通信社調べ

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