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4Dの海に溺れる!『アクアマン』が巻き起こす、怒濤の荒波を体感せよ

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4Dの海に溺れる!『アクアマン』が巻き起こす、怒濤の荒波を体感せよ

公開から約1か月経ったいまも快進撃が止まらない『アクアマン』。そのスケールの大きさから、IMAX(R)などド迫力の映像体験が人気を集めていた本作だが、映画界を席巻する“大波”に、いまから乗りたい&もう一度楽しみたいというファンにオススメな鑑賞スタイルが、本作と相性バッチリの4Dだ。今回はなぜ『アクアマン』と4Dの相性がいいのか、その魅力を実際に体感してきた!

主演を務めるジェイソン・モモアは、まさに水も滴るいい男
主演を務めるジェイソン・モモアは、まさに水も滴るいい男[c]2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & [c]DC Comics

怒濤の展開を追体験できる“ライド感”!

『アクアマン』と4Dの相性の良さとしてまず挙げられるのが、作品の“ライド感”にある。主人公の出生のドラマに始まり、海底王国アトランティスでの覇権争い、王座継承に必要なアイテムを巡る冒険が繰り広げられる本作では、これらの要素を、アクアマンと共に“激流”に飲み込まれるかのように体感していくことになる。それはまさにライド感と呼ぶにふさわしく、4Dではその感覚をより増して味わうことができるのだ!そのライド感を顕著に感じられるのが、地上と水中の空間的な違い。4D版では座席の微妙な動きによってその違いが効果的に表現されており、地に足が着いた場所では、座席は劇中のキャラクターの動きに合わせてダイレクトに振動するが、いざ水中に入ると、水の中で感じる“浮遊感”を座席のゆっくりとした揺れで再現。その効果によって、地上から水中へと場所が移ったことを体感できるのだ。

圧巻のバトルアクションは海中だけじゃない!
圧巻のバトルアクションは海中だけじゃない![c]2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & [c]DC Comics

“水”のエフェクト演出がハンパない!

そして、4Dで忘れていけないのは、エフェクト演出の数々。なかでも、ぜひ味わってほしいのが“水”の演出。海を舞台にしている作品だけあって、ほかの映画とは比べものにならないレベルで、水が降りかかるエフェクトが多用されている。海中では常に水に触れているためエフェクトを感じないが、水面や海上などに場所が移ると、キャラクターの攻撃や天候に合わせて水滴がビシバシと飛来。びしょ濡れになりそうに感じるほどの水滴は、アクアマンの苛烈な戦いに実際に立ち会っているかのような印象さえ与えてくれる。

4D版では“水”のエフェクトをダイレクトに体感できる!
4D版では“水”のエフェクトをダイレクトに体感できる![c]2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & [c]DC Comics

カメラワークに連動してシートが激しく駆動!

さらに座席の揺れは、カメラワークと連動。本作では水中を舞台にしたバトルアクションシーンが多数用意されており、浮上してからの急降下や渦を巻くような旋回、そして水の中でもみ合う際には前後・左右・上下が目まぐるしく回転するなどの動きが満載。水中らしい縦横無尽に位置関係が大きく変化するアクションを、キャラクターに追従した巧みなカメラワークによって再現している。4Dでは、そんなカメラワークに連動してシートが激しく動くことで、映像への没入感をこれでもかと高めているのだ。

【写真を見る】海中の決闘シーンは4D版『アクアマン』最大の見せ場!
【写真を見る】海中の決闘シーンは4D版『アクアマン』最大の見せ場![c]2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & [c]DC Comics

4D版『アクアマン』では、これらの演出によって“海を舞台とした戦い”を、よりハッキリと認識できるようになっている。この体感効果は大きく、筆者としては『アクアマン』という作品が、2D上映版で観た時よりも深く心に刻みつけられ、映画としての好感度もグンとアップした。未見の人も、もう一度観ようと思っている人も、より“水中感”を堪能できる4D版で、海洋映画体験をしてみるのがオススメだ!

文/石井誠

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