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“第2のカメ止め”になる作品は…?平成最後の「ゆうばりファンタ」レポート!

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“第2のカメ止め”になる作品は…?平成最後の「ゆうばりファンタ」レポート!


<受賞結果>

30回目となる来年からは、夏に開催される!
30回目となる来年からは、夏に開催される!

【ファンタスティク・オフシアター・コンペティション部門】

・グランプリ『されど青春の端くれ』(監督・脚本/森田和樹)

受賞者:森田監督コメント「2年前に難病になって入院し、映画作りを辞めようと思ったこともあったが、続けていて良かった… (涙ぐむ)。入院中、天井ばかり見つめていて『これじゃだめだ』と思ったときに構想した物語です。まだ『(高く)評価される』という域には達していないのは分かっています。でも『作りたい!』という『衝動』が審査員の方々に伝わったのはうれしい。これからもっと評価される作品を作っていきたいと思います。(次回作支援金は)青春映画が大好きなので、次回作は青春スプラッタを考えています」

審査委員長:白石和彌監督コメント「映画としてはまだ未熟な部分もあり、技術的にも高めていく必要はありますが、『映画を撮りたい!』という『衝動』が一番ストレートに伝わってくる力のある作品で、そこを評価しました。審査員全員が『(グランプリなら)この作品だよね』と感じていました」

・北海道知事賞『桃源郷的娘』(監督・脚本/桃源郷的娘)

・審査員特別賞『赤い原罪』(監督・脚本/ムン・シング)

・優秀芸術賞『MoonDrops』(監督/ヨーラム・エヴァー・ハダニ)、『5つ目の記憶』(監督/小野寺しん)、『M&A』(監督/宮城伸子)

【インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門】

・グランプリ『極東ゲバゲバ風雲録』(監督・脚本/中島悠作)

受賞者:中島監督コメント「ありがとうございます。とてもうれしいです」

審査員:沖田修一監督コメント「安藤桃子さんが『愛おしい、ぎゅっと抱きしめたい作品!』と、それはもう大絶賛していました。個性的な作品ぞろいでしたが、僕としても中でも飛び抜けた個性で忘れられないものを(グランプリに)選びました」

【ファンタランド大賞(観客賞)】

・グランプリ『いつくしみふかき』(監督/大山晃一郎)

・イベント賞「斎藤工セレクション&アニメワークショップ」

・ゆうばり市民賞「第1回ゆうばり怪獣 自主映画まつり」

・人物賞 安井謙太郎(ジャニーズJr./『ニート・ニート・ニート』)

 

【シネガーアワード(批評家賞)】

『されど青春の端くれ』

文/久保田 和馬

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