島崎遥香、WOWOWのホラードラマに挑戦!「撮影中になにか起きるんじゃないかと…」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
島崎遥香、WOWOWのホラードラマに挑戦!「撮影中になにか起きるんじゃないかと…」

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島崎遥香、WOWOWのホラードラマに挑戦!「撮影中になにか起きるんじゃないかと…」

「放送禁止」シリーズなどの人気作を手掛けた映像作家の長江俊和が原作・脚本・監督を務めたWOWOWオリジナルドラマ「東京二十三区女」が4月12日(金)からスタートするのに先がけて5日、都内でトークイベント付き特別試写会が開催。本作に出演する島崎遥香と岡山天音、長江監督が登壇した。

本作は大都市・東京の裏側に封印された恐ろしくも悲しい物語をテーマにしたホラーミステリー。「渋谷川の暗渠」や「夢の島」、「東池袋中央公園」「お台場」など実在の恐怖スポットに存在する隠された歴史や人間の悲しい過去を、ミステリー仕立てで描き出す。倉科カナ、安達祐実、桜庭ななみ、壇蜜、中山美穂、そして全話に登場する島崎といった豪華女優陣が、各エピソードで主人公を演じることにも注目が集まっている。

これまで『劇場霊』(15)や『ホーンテッド・キャンパス』(16)などホラー作品に出演してきた島崎は、本作で初めてWOWOWのドラマに挑戦。「今回のドラマでは東京を歩きながら、その場所その場所にまつわる話を監督から説明されながら撮影していたので、本当に怖かったです。撮影中に何か起きるんじゃないかと思って…」と述懐し「ロケで訪れた裏原宿に原宿橋の石柱があって、普段買い物している場所にあるとは気付かなかったです」と、本作を通じて東京の歴史を目の当たりにしたことを振り返る。

すると長江監督は「意外とそういうところが残っているんです」と語り「東京の、本当に存在した場所に興味があった。最初は板橋にある縁切榎というところに行ったときに、霊感のない僕でも何かオーラみたいなものを感じたことがきっかけでした」と本作の着想点を明かす。さらに「小説を書く時点ではドラマにしようと想像していなかったから好き勝手に書いていたので、ロケ場所に苦労しました」と告白。渋谷川の暗渠や街の中など、物語に登場する場所にこだわってロケを行ったとのこと。

そしてトークは登壇者たちの“霊感”についての話題に。「僕は幽霊は見たことがないけれど、UFOなら見たことがあります」と過去に撮影で訪れたメキシコでUFOを目撃した思い出をあまりにも熱く語る長江監督に、島崎は爆笑。そして長江監督から「璃々子役を島崎さんにやっていただけると聞いて、霊感のある役だからバッチリだと思ったのですが、まったく霊感ないの?」と訊ねられた島崎は「以前別の作品で地方撮影をしたときの宿泊先で夜、上の階からの足音がうるさいなと思って、次の日にマネージャーさんに言ったら『最上階だよ!』と言われたってことはありましたね。寝ちゃったんですけど(笑)」と恐怖体験をさらりと語った。

そんな島崎は「最も恐れているものは何?」という質問に対して「単純に怖いものはジェットコースターです(笑)」と予想外の回答。「自ら落ちるんですよ、内臓が浮き出てくる気がしないですか!? 」と2人に同意を求めるなど和気藹々としたムードのトークに、思わずMCが「撮影現場も和やかな感じで?」と訊ねると、島崎は「初めて盛り上がりましたよね」と即答。会場は大きな笑いに包まれた。

「東京二十三区女」(全6話)は4月12日(金)より毎週金曜深夜0時に放送される。

取材・文/久保田 和馬

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