『ハングオーバー!』『デュー・デート』のトッド・フィリップス監督、大ヒット要因は?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『ハングオーバー!』『デュー・デート』のトッド・フィリップス監督、大ヒット要因は?

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『ハングオーバー!』『デュー・デート』のトッド・フィリップス監督、大ヒット要因は?

『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(10)のトッド・フィリップス監督が、ロバート・ダウニーJr.主演で贈るコメディ・エンターテインメント『デュー・デート 出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断』(2011年1月22日公開)。

全世界で大ヒットを収めた『ハングオーバー!』のトッド監督は、今や監督として大注目株だ。大ヒットの要因をドット監督は、「監督にはいくつかの道具がある。音楽であったり映像であったり、物語を語るうえでの様々な動画があるけど、最高の道具はキャスティングだよ」と語る。『ハングオーバー!』では、チグハグでありながらも観客に一体感とインパクトを見事に与えた主役4人のキャスティング、そして度肝を抜いたあのマイク・タイソンのカメオ出演と、まさかのキャスティングが奇跡的に実現し、スクリーンで最高の化学反応を起こした。今作のキャスティングでは、主役の一人にロバート・ダウニー・Jr.が、俳優生命を危険にさらしかねない本作の出演をまさかの快諾。現場では自らアドリブをかましまくるというハチャメチャぶりで、トッド監督最新作にふさわしい主演を飾った。また、『ハングオーバー!』で花ムコのキョーレツな義弟役を演じたザック・ガリフィアナキスは本作でも続投を果たし、前作以上の存在感を放っている。こうしてトッド監督は、最強の主役ふたりを今作でも手に入れた。さらに、前作のマイク・タイソンを超える大物ゲストも数名カメオ出演していることがわかった。ロバート演じるピーターの友達役のジェイミー・フォックスは、ストーリーに重要なスパイスを残す役なのだが「2日間しか撮影がない役ですが出てくれませんか? 楽しいですよ」とトッド監督からは何とも軽い出演依頼を受けたそうだ。トッド監督は「ジェイミー・フォックスが街にいて、その週のスケジュールが空いていたら頼むが勝ちだろう」と言い、見事にジェイミーのカメオ出演を勝ち取った。そして、90年代映画を語るには欠かせないあのジュリエット・ルイスは、ドラックディーラーのいかれた女の役で、出演はわずか数分だという。それでもジュリエットは「トッドから電話をもらった時、どんな役をするかも聞かなかった。絶対面白くなると思ったもん! 映画の撮影はいつだって良いものだし、笑える映画になると思った。最高の監督!」と絶大な信頼を寄せており、出演も即決だった。

現在、バンコクを舞台にして撮影中の『ハングオーバー!2』(2011年5月26日全米公開予定)にも、1作目の主要キャストに加え、リーアム・ニーソン、ポール・ジアマッティなどの超大物俳優の豪華カメオ出演陣が続々決定しているという。さらにはビル・クリントン米元大統領までもが本人役で出演する。しかし、それにも負けないぐらいの豪華カメオ出演陣がいる。それは誰なのか? 是非劇場に足を運んで探してみてほしい。【Movie Walker】

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