ショートもロングも似合う長澤まさみ、変顔から大和撫子まで振り幅がスゴい!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ショートもロングも似合う長澤まさみ、変顔から大和撫子まで振り幅がスゴい!

コラム

ショートもロングも似合う長澤まさみ、変顔から大和撫子まで振り幅がスゴい!

これまでの清楚なイメージだけでなく、ユーモラスな芝居や色気のある役柄など、最近では振り切った一面も見せている女優、長澤まさみ。4月・5月・6月にかけて立て続けに公開される出演作でも、クールなアクションから、変顔連発のコメディまで、振り幅がありすぎな姿を披露している!

クールで凛々しいカリスマリーダーに/『キングダム』

累計発行部数4000万部の人気漫画を映画化し、春秋戦国時代の中国の戦乱を描いた『キングダム』(公開中)では、山の民を武力でまとめる楊端和を演じ、その圧倒的な美貌から放たれる、敵か味方かわからないミステリアスな存在感を発揮。

斬る、舞うなどの本格的なアクションにも注目だ(『キングダム』)
斬る、舞うなどの本格的なアクションにも注目だ(『キングダム』)[c]原泰久/集英社 [c]2019映画「キングダム」製作委員会

本格的なアクションにも挑んでおり、同じく佐藤信介が監督をした『アイアムアヒーロー』の生にしがみつくようなパワーとはまた一味違う、凛々しい顔つきで先頭に立ち、民たちを鼓舞するカリスマ性を帯びた佇まいを披露。両手に持った剣を自由自在に操る力強さや、宙を華麗に舞うアクロバティックな動きもこなし、漫画原作モノならではの、現実離れした強さを、見事に体現している。

変顔も連発!?はっちゃけた表情で、観客をもダマす/『コンフィデンスマンJP』

過去になにやら関係があったジェシーの前では、女性らしくどこか神妙な面持ちに(『コンフィデンスマンJP』)
過去になにやら関係があったジェシーの前では、女性らしくどこか神妙な面持ちに(『コンフィデンスマンJP』)[c]2019「コンフィデンスマンJP」製作委員会

そんな凛々しい表情で武装したような役柄から一変、表情豊かな生き生きとした姿を披露しているのが、人気ドラマの劇場版『コンフィデンスマンJP』(5月17日公開)だ。古沢良太の脚本により、悪徳な方法で大金を稼ぐ者から、様々な方法で金銭をダマし取る“信用詐欺師”たちの姿を描いたこの作品で、長澤はどんな人物にでもなりきってしまう天才詐欺師のダー子を演じている。

ロングヘアになったりと、ルックスの変化にも注目!(『コンフィデンスマンJP』)
ロングヘアになったりと、ルックスの変化にも注目!(『コンフィデンスマンJP』)[c]2019「コンフィデンスマンJP」製作委員会

はしゃぎまくったり表情豊かな演技を披露している(『コンフィデンスマンJP』)
はしゃぎまくったり表情豊かな演技を披露している(『コンフィデンスマンJP』)[c]2019「コンフィデンスマンJP」製作委員会

映画版でも、その変幻自在っぷりは健在。舞台が香港ということで、ブルース・リーばりの黄色のトラックスーツに身を包み、「ホワチャー」と言わんばかりにはしゃいだり、お宝を前に気持ちが高ぶって変顔を披露したりと、テンションはかなり高め!かと思いきや、何やら過去に関係のあった人物、ジェシー(三浦春馬)の前では、女性らしい一面や顔色が曇った神妙な面持ちを見せるなど、幅の広い演技で観る者を翻弄。彼女の巧みな表現力には、ダマされてしまうこと間違いなし!

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