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日本映画界注目の俳優・高良健吾がナレーションに挑戦した理由とは?

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日本映画界注目の俳優・高良健吾がナレーションに挑戦した理由とは?

今年だけでも『BANDAGE バンデイジ』『ソラニン』『ボックス!』『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』『おにいちゃんのハナビ』『雷桜』『ノルウェイの森』などに出演してきた高良健吾。人気、実力ともに若手No.1といっても過言ではない彼が、12月4日(土)公開のドキュメンタリー映画『マジでガチなボランティア』でナレーションに初挑戦する。

本作は、ナンパに明け暮れていたギャル男の医大生が、ひょんなことからボランティアサークル・GRAPHISを立ち上げ、仲間との離散や大人からの裏切りにあいながらも活動を続け、遂にはカンボジアに小学校と診療所を建設するまでの様子を描いている。無気力と思われがちな現代の若者の熱い一面をとらえたドキュメンタリー映画だ。

高良健吾とギャル男。一見、異色の組み合わせであるが、なぜ彼はナレーションを引き受けたのだろうか? ナレーション収録後の高良健吾を直撃した。

「前々から映画に限らず、ドキュメンタリー作品を見ていて、ナレーションにも興味がありました。特に最近はお芝居以外のことにも挑戦したいという気持ちが強くなっていたところだったんです。そんなことを考えていた時期に、今回のお話をいただいたので、挑戦してみようと思いました。収録前や収録中は、感情を込めすぎず、良い意味で淡々とナレーションできれば良いなと考えていました。ナレーションで感情が込もりすぎて、見ている人の視点を限定してしまうのが嫌だったんです。でも実際に映像を見ながら、ナレーションをしていたんですけど、どうしてもGRAPHISの側になって考えたり、話したりしてしまう。ナレーションって難しいなと思いました」。

映画に登場する大学生たちと同年代ということもあり、彼自身もかなり気合いが入っていたようだ。日本映画界を支える若手俳優・高良健吾の、熱の込もったナレーションが聞ける本作に注目したい。【トライワークス】

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