『ヤマト』初日に木村拓哉があの人の激励に興奮！黒木メイサとマイコは美脚対決

往年の人気SFアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の実写映画版『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の初日舞台挨拶が12月1日にTOHOシネマズ日劇で開催。木村拓哉、黒木メイサ、緒形直人、高島礼子、池内博之、マイコ、西田敏行、山崎貴監督が登壇。木村は本作の世界配信をアピール。黒木メイサとマイコは、ふたりとも黒いスパッツやタイツで登場し、美脚で観客をくぎ付けにした。

『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督が手がけた本作は、世界配給を意識し『SPACE BATTLESHIP ヤマト』という邦題が付けられた。放射能に汚染された地球を救うべく、古代進(木村拓哉)らヤマト乗組員が、遥か彼方イスカンダル星に旅立つという設定はそのままに、映画ならではのアレンジが加えられたSFスペクタクル巨編に仕上がった。

古代進役の木村拓哉は「たくさんの方にヤマトに乗船してほしいです」と熱く語った。ゲストの挨拶が一巡した後は、主題歌「LOVE LIVES」を手がけたスティーブン・タイラーからビデオレターが！ タイラーの「拓哉、公開おめでとう！ 成功を祈ってるよ。映画にとって完璧な美しい曲に仕上がったと思う」というメッセージを聞いた木村は、「嬉しくて嬉しくて。彼に直接、拓哉って呼ばれることはあまりないことなので、この映像は大切に持ち帰らせていただきます」と喜びを語った。

今日、日本で初日を迎えたばかりの『SPACE BATTLESHIP ヤマト』だが、すでに台湾、香港、タイ、シンガポール、フランス、ドイツの海外配給が決定していて、ハリウッドの配給会社からもオファーが来ているという。山崎監督は「世界の人に見せたいという思いで作ったので、感想を聞かせてもらえると嬉しいです」とコメント。

木村も「日本が初めて挑むSFってことで、見終わった後、メイドインジャパンで、日本人がこれだけのものを作ることができるのが今なんだなと感じることができました。日本製のSF作品をどうぞ楽しんでくださいと、ヤマトより大きな船に乗った気持ちで送り出すことができたら良いなと思います」と語った。

また、愛のドラマもたっぷり盛り込まれた本作ということで、黒木メイサは「苦手な人とも行ってみてください。愛が芽生えるかもしれないので」とアピール。西田敏行も「日本映画が世界へ向けて、ヤマトが突破口を開いて発進しました」と力強いコメントをし、会場を湧かせた。

日本の最強キャストとスタッフが放つ超大作『SPACE BATTLESHIP ヤマト』。壮大なアニメの世界観が木村たちの熱演と、最新鋭のVFXでどう映像化されたのか。それは見てのお楽しみってことで。【Movie Walker/山崎伸子】