透明感抜群のナチュラル美人！『お嬢さん』でデビューした韓流女優がかわいすぎる＜写真20点＞
5月17日(金)より公開となる『リトル・フォレスト 春夏秋冬』。大自然に囲まれた小さな集落で一人暮らすヒロインの日常を描いたこの作品で、透明感あふれる姿を見せているのが、近年ブレイク中の韓国人女優キム・テリだ。
パク・チャヌク監督作『お嬢さん』(16)で、当時新人ながら1500分の1という倍率のオーディションを見事にくぐり抜けたキム・テリ。大胆な濡れ場シーンも堂々と演じ切り、国際映画祭でも話題を呼んだ。その後も、韓国民主化闘争の実話を基にした社会派ドラマ『1987、ある闘いの真実』(17)に出演。叔父の逮捕をきっかけに民主化運動に引き込まれていく女子大生役を務め、キム・ユンソクやハ・ジョンウらのベテラン俳優たちに囲まれながらも大きなインパクトを残した。
そんな彼女が主演を務める『リトル・フォレスト 春夏秋冬』は、日本でも橋本愛主演により2部作で映画化された五十嵐大介のコミックを、韓国の郷土に合わせてリメイクしたヒューマンドラマ。冬から春、夏、秋、そして再び冬…と移ろいゆく季節の中、自ら育てた農作物で作る食事や旧友たちと過ごす時間により、新たな春を迎えるための第一歩を踏みだす女性の姿を描いている。
キム・テリが演じるのは、田舎を離れソウルで暮らしていたものの、恋愛、就職と何一つ上手くいかず、そんな都会での生活から逃げるように故郷に戻ってきた主人公のへウォン。のびのびと田舎暮らしを満喫する姿からは、周囲の豊かな自然にも負けないような、純朴な美しさが漂っており、透明感も抜群だ。
育てた野菜を使い、時間をかけて作り上げた料理を口いっぱいに頬張り、そのおいしさに思わずこぼれるしたり顔や、友人たちと自家製マッコリを飲んで、軽口をたたき合う満面の笑顔など、常に自然体な姿はとにかくキュートで、その姿を見ているだけで微笑んでしまうほど。
また、近所の老人たちに私生活のことを根掘り葉掘り聞かれて恥じらう姿や、重労働の田植えでは苦悶の表情を浮かべる一幕も。その一方で、高校時代に突如姿を消した母のことを思い出し物思いにふけったりと、へウォンの様々な感情をさりげない表情と仕草で見事に体現している。
ルックスはもちろん、内面から醸し出されるようなナチュラルな美しさも光るキム・テリ。そんな彼女のスローライフぶりを劇場でチェックして、5月の疲れを癒してみてはいかがだろうか？
文/トライワークス
