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72歳の現役AV監督ヨヨチュウに密着したドキュメンタリーが登場

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72歳の現役AV監督ヨヨチュウに密着したドキュメンタリーが登場

“ヨヨチュウ”こと代々木忠監督をご存知だろうか? 1980年代初期のAV黎明期以来、愛染恭子の本番シリーズや『ザ・オナニー』シリーズなど、数々のヒット作や問題作を連発し、監督作品は536本(2010年12月現在)! 72歳になった今でも新たな作品を撮り続けているAV界の第一人者であり巨匠なのだ。そんな大御所の生き様を描いたドキュメンタリー『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』が1月22日(土)より公開されることになった。

戦後の邦画裏面史とも言える、性産業を引率した代々木監督は、一人の夫であり、父親でもあった。世間との軋轢、多額の借金、家族との確執。本作はそんな彼が送って来た数奇な人生と作品世界、そして作品に込められた“人はどうしたら幸せになれるのか?”という永遠の課題を、愛染恭子、加藤鷹、村西とおる、高橋がなりといったピンク映画、AV界の人物や、笑福亭鶴瓶、横村さとる、和田秀樹といった、代々木作品を評価している著名人らの幅広い証言をもとに紐解いていく。さらに作中では、AV撮影現場で女優陣に密着インタビューを敢行し、撮影後に女優が感極まって涙を流すといった感動的な場面まで収められている。

黒澤明や小津安二郎、大島渚といった映画の巨匠はよく語られてきたが、こういったAV界の巨匠が大々的に語られることは今までほとんどなかった。代々木忠監督作は累計販売本数700万本を越えているというから、一度は見たことがある男性陣はかなりいるはず(!?)。本作を見て、代々木忠監督の熱い思いを知れば、AVが違って見えてくるかもしれない。【トライワークス】

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