レオス・カラックス監督最高傑作『ポンヌフの恋人』が19年ぶりにスクリーンに登場!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
レオス・カラックス監督最高傑作『ポンヌフの恋人』が19年ぶりにスクリーンに登場!

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レオス・カラックス監督最高傑作『ポンヌフの恋人』が19年ぶりにスクリーンに登場!

1992年に日本公開されたレオス・カラックス監督の『ポンヌフの恋人』が、ニュープリント版・HDリマスター版として19年ぶり、2011年1月29日(土)よりスクリーン公開されることが決定した。

本作はレオス・カラックス監督・脚本の『ボーイ・ミーツ・ガール』(88)、『汚れた血』(88)に続く「アレックス青春3部作」の完結編にして究極の愛の物語。パリのポンヌフを舞台に、天涯孤独の青年と失明の危機にかられた女子画学生との愛を描き出している。

撮影当時、カラックスの恋人であったジュリエット・ビノシュと、『ボーイ・ミーツ・ガール』『汚れた血』でも主演を演じ、カラックスの化身と言われていたドニ・ラヴァンが、純粋な恋人たちを熱演。若いふたりの保護者役というべきハンスには、ドイツの著名な舞台演出家クラウス=ミヒャエル・グリューバーが演じ、渋い演技で厚みを加えた。また、ミシェル(ジュリエット・ビノシュ)の親友マリオン役では、ビノシュの実妹で写真家のマリオン・スタレンスが出演している。

当初、パリで最も古く美しいと言われるポンヌフで撮影する予定だったが、撮影延期のため許可が切れてしまった。そこで、忠実なセットを巨額を投じて建設し、資金難に見舞われながらも3年の歳月をかけて完成させ、“カラックス監督の最高傑作”とも言われた。製作は『カミーユ・クローデル』(89)のクリスチャン・フェシュネール、エグゼクティヴ・プロデューサーはベルナール・アルティーグ、撮影は『汚れた血』のジャン・イヴ・エスコフィエが担当、音楽はレ・リタ・ミツコによるオリジナル曲「恋人たち」をはじめ、デヴィッド・ボウイなどが曲を提供している。【Movie Walker】

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