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ポスト“ティモシー・シャラメ”が来日!危うげな殺人犯を演じた『永遠に僕のもの』が8月公開

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ポスト“ティモシー・シャラメ”が来日!危うげな殺人犯を演じた『永遠に僕のもの』が8月公開

2018年アルゼンチンでメガヒットを記録した映画『EL ANGEL(原題)』が、邦題『永遠に僕のもの』として、8月16日(金)より公開されることが決定。主演のロレンソ・フェロが初来日することも明らかになった。

アルゼンチン犯罪史で最も有名な連続殺人犯の少年、カルリートスの、美しくも儚い青春を描きだした本作。主人公カルリートスのモデルとなったのは、17歳から相棒と手を組み、自分が望むすべてのものを手に入れようと窃盗や嘘を重ね、さらにはわずか数年で12名以上の殺人を犯し、当時の社会に衝撃を与えた実在の人物、カルロス・エデゥアルド・ロブレド・プッチ。その美しいビジュアルから時に、「ブラック・エンジェル」「死の天使」と称され、犯罪とは程遠いように思える美貌でも大きな話題を集めた。カルリートス役を演じたのは、本作が“銀幕デビュー”となるアルゼンチンの新星、ロレンソ・フェロ。キュートなルックスとは裏腹に、時に妖しくも脆く危うい存在感を放ち、スクリーンに強烈な印象を残している。

あわせて到着した日本版ポスターは、煙草をくわえて浴槽に横たわる少年のカルリートスが物憂げな表情を浮かべ、どこか一点を見つめる艶っぽい姿を捉えた、エモーショナルな雰囲気漂うビジュアル。まだあどけなさが残り、犯罪とは程遠い人間に思わせるような美貌が印象的な一方、すぐそばにある拳銃や、ポスターの「堕ちる」という意味深な言葉からは、ほとばしる若さと、危うげな成熟を予感させる。出会う人々の心を魅了し、時に狂わせる、カルリートスの不思議な魅力が凝縮されたポスターだ。

日本公開を記念して、6月下旬にはジャパンプレミアの開催も予定しており、ロレンソの初来日も決定。インスタグラムでは、スーパーマリオのTシャツを着用した写真をアップしたり、アイコンをポケモンのミュウツーにしたりするなど、日本カルチャーへの興味が伺えるのもうれしい。今年の夏はロレンソが日本中の女性を魅了し、“発情”させるに違いない。

文/編集部

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