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あの実在のカルトキングも…シリアルキラーの“狂気の世界”を映画でのぞき見る?

コラム

あの実在のカルトキングも…シリアルキラーの“狂気の世界”を映画でのぞき見る?

あのカルト殺人鬼が登場するタランティーノ監督最新作

最後に紹介するのは、架空の殺人鬼ではなく実在したシリアルキラーが登場する『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(8月30日公開)。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが共演を果たすことでも話題のクエンティン・タランティーノ監督の最新作は、1969年のハリウッドのショービズを舞台に元人気俳優とそのスタントマンの人生が、女優シャロン・テート殺害事件を絡めながら描かれていく。

1969年のハリウッドを舞台とした『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
1969年のハリウッドを舞台とした『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

この事件といえば、カルト集団マンソンファミリーによる犯罪であり、その首謀者チャールズ・マンソンも本作には登場。ちなみに、マンソン役のデイモン・ヘリマンは、Netflixオリジナルドラマ「マインドハンター」でも、マンソンを不気味なたたずまいで怪演しており、本作でもどのような演技を見せるのか注目だ。

「シリアルキラー展2019」は6月18日(火)〜7月11日(木)にヴァニラ画廊にて開催
「シリアルキラー展2019」は6月18日(火)〜7月11日(木)にヴァニラ画廊にて開催

映画とあわせてチェックしたいのが、6月18日(火)〜7月11日(木)にヴァニラ画廊にて開催される「シリアルキラー展2019」だ。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』にも登場する“カルトキング”ことチャールズ・マンソンをはじめ、エド・ゲインやジョン・ウェイン・ゲイシーといった欧米のシリアルキラーたちによるセルフポートレートや資料など、日本ではほとんど目にかかれない貴重なコレクションを展示。個々のバックグラウンドに焦点を当てた構成となっており、殺人犯たちの描く世界からは、底知れない凄みや寂寥感、得体の知れないものと対峙したような緊迫感がひしひしと伝わってきて、恐ろしくも興味深い。



勇気を出して足を踏み入れ、“非日常な”狂気の世界をのぞいて見るのはいかがだろうか?

文/トライワークス

「シリアルキラー展2019」
日程:6月18日(火)〜7月11日(木)
会場:ヴァニラ画廊
入場料:2,000円
URL:https://www.vanilla-gallery.com/

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