染谷将太、戸田恵梨香、窪塚洋介、斉藤由貴、永瀬正敏の5人が家族に!『最初の晩餐』ポスターが到着|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
染谷将太、戸田恵梨香、窪塚洋介、斉藤由貴、永瀬正敏の5人が家族に!『最初の晩餐』ポスターが到着

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染谷将太、戸田恵梨香、窪塚洋介、斉藤由貴、永瀬正敏の5人が家族に!『最初の晩餐』ポスターが到着

『きみの鳥はうたえる』(18)や『旅のおわり世界のはじまり』(公開中)に出演する染谷将太が主演を務め、CMやミュージックビデオなど数々の映像作品で高い評価を得る常盤司郎がメガホンを取った『最初の晩餐』が11月1日から公開することが決定。あわせて、ポスターが到着した。

カメラマンをする東麟太郎は父、日登志の葬儀のために故郷に帰ってくる。姉の美也子と葬儀の準備をするなか、母のアキコは通夜ぶるまいの弁当を勝手にキャンセルし、料理は自分で作ると言い出す。やがて、運ばれてきたのは目玉焼きだった。親戚たちがざわつくなか、麟太郎は父がはじめて作ってくれた料理であることに気づく。次々と出される母の手料理を食べるたび、麟太郎たちの思い出がよみがえり、止まっていた家族の時がゆっくりと動き出す…。

本作の監督は、国民的ロックバンドのサザンオールスターズが2005年に発売したアルバム「キラーストリート」の制作を追ったドキュメンタリーDVD「FILM KILLER STREET (Director's Cut)」でディレクターを務めた常盤司郎。本作で長編映画デビューを飾る常磐監督は7年前から本作の構想を練っており、その渾身のオリジナル脚本の元に『HANA-BI』(97)で撮影を担当した山本英夫ら一線で活躍するスタッフがバックアップをするなど、その才能を後押ししている。また、主人公の麟太郎役には『ヒミズ』(12)で第68回ヴェネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人俳優賞)を日本人ではじめて受賞した染谷将太が務める。染谷は本作を「“家族”“愛”複雑だけどとてもシンプルなことをとても正直に描いています」と常磐監督の才能に称賛をおくるとともに、本作が発するメッセージについてコメントした。加えて、共演には姉の美也子役を2019年後期NHK連続テレビ小説「スカーレット」でヒロインを務める戸田恵梨香、兄のシュン役をマーティン・スコセッシ監督の『沈黙-サイレンス-』(16)でハリウッドデビューを果たした窪塚洋介。さらに母のアキコ役を『三度目の殺人』(17)の斉藤由貴、父の日登志役を『パターソン』(16)での演技も記憶に新しい永瀬正敏が務めるなど、日本を代表する実力派キャスト陣が集結し本作をさらに盛り上げる。

到着したポスターでは、家族団らんの場である食卓を東一家が囲み、テーブルには別々だった家族がはじめて顔を合わせた日に、日登志が子供たちにふるまった目玉焼きが並ぶ様子が映し出されており、食事が家族の時間をよみがえらせる要素であることを示唆する。目玉焼き以外にいったいどんな料理が振る舞われ、思い出が家族をつないでいくのか想像せずにはいられない。

エンディングノート』(11)や『おみおくりの作法』(13)など終活への注目が集まるなか、思い出の味で家族の時間を取り戻す新しいおみおくり映画となった本作。家族との時間が再び動き出す感動をぜひ堪能してほしい。

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