映画賞受賞で勢い加速！ハッピーミュージカル『ダンスウィズミー』各地イベントが大盛り上がり

『ウォーターボーイズ』(01)『スウィングガールズ』(04)の矢口史靖監督による最新作『ダンスウィズミー』(8月16日公開)。先月にはトロント日本映画祭で観客賞を受賞するなど注目が高まるなか、本作のスペシャルイベントが各地で行われ、三吉彩花、やしろ優、chayらキャスト陣と矢口監督が登壇した。

【写真を見る】『ダンスウィズミー』のスペシャルイベントが各地で開催＜写真16点＞[c]2019映画「ダンスウィズミー」製作委員会

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まずは6月25日、沖縄最大級のシネコンとなるユナイテッド・シネマ「PARCOCITY浦添」のオープニングセレモニーに、主人公・静香を演じる三吉彩花が登場。オープニング記念のテープカットを行った後、矢口監督と共にプレミア上映会に登壇した。約200名の歓迎を受けた三吉は「また沖縄に来れて本当にうれしいです。初主演作品『旅立ちの島唄～十五の春～』が、沖縄が舞台の映画でしたので、勝手にご縁があると思っています。いま日本各地のダンサーさんたちと『ダンスウィズミー』のオリジナルダンスを踊る企画を撮っているんですけど、明日も沖縄のエイサーさんと踊ります！」と嬉しそうに挨拶。一方、本作での三吉について尋ねられた矢口監督は「三吉さんは普段は怒ってるのかな、と思うくらい仏頂面なんですが、歌って踊るとまるで大輪の華が咲いたように表情がパッと変わる。この表情の変化はこの映画に一番必要なものだったので三吉さんにしかこの役は演じられないと思いました」と強い信頼を示した。

7月2日はMOVIX亀有に三吉とやしろ優が登場[c]2019映画「ダンスウィズミー」製作委員会

続いて7月2日に行われた全国一斉試写イベントでは、MOVIX亀有の会場に三吉とやしろ優が登場。トロント日本映画祭で観客賞を受賞後のイベント開催となったため、三吉は「すごく光栄です。トロントでは、観客の方たちが主人公・静香の行動に一喜一憂してくださって。楽しい時、悲しい時な関係なく全部リアクションしてくださって、嬉しかったです」と海外映画祭時の様子を振り返った。さらに撮影中、すごく仲が良かったという話になり、やしろが「本当に仲が良くて、いろんなところに遊びに行ったりしています。(chayも含めた)グループLINEがあって、そろそろ会いません？って誘ったり。三吉さんは、うちにも来てますよね？」と振ると、三吉は「そうなんですよ、やしろさんの旦那さんとワンちゃんにも会いました」といまも関係が続いていることを明かした。コンビ愛を確かめる企画のコーナーでは、「印象に残っている人」というお題に対して2人とも「chay」と回答。やしろは「chayちゃんとは、すぐに打ち解けて、本当にいろんなところに行ったので」、三吉は「色んな意味でchayちゃんなんですよ。上映前だからあんまり言えないんですけど、本当に印象に残っている！」とコメントし、会場を盛り上げた。

7月9日は、109シネマズ二子玉川で行われたスペシャルトークイベントにchayと矢口監督が登壇[c]2019映画「ダンスウィズミー」製作委員会

また、7月9日に109シネマズ二子玉川で行われたスペシャルトークイベントにはchayと矢口監督が登壇。本作で女優デビューを果たしたchayは「矢口監督の作品の大ファンだったので、オーディションのお話があったときにはびっくりしました。決まったあとは夢のような話で、冒頭シーンに名前が出ただけでウルウルきちゃいました」と感激の様子。劇中で路上ライブをするシーンでは、実際に路上ライブをしていた自身と重ね合わせたとのことで、「デビュー前に1人でギター1本を持って、渋谷や下北沢、福岡でもストリートで歌ってたんです。なので今作で久々にストリートミュージシャンをやると、当時の記憶がフラッシュバックしてきて、演じるというよりは素でやっていました」と明かし、ミュージシャンの経験が活きたことを笑顔で語った。最後にchayは、「とにかくミュージカルが苦手な方ほど観ていただきたいです。観たあとに前向きになれてハッピーになれます」と締めくくり、観客の温かい拍手と共にイベントは幕を閉じた。