グラミー賞アーティストが語る『ライオン・キング』 “超実写版”の魅力とは?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
グラミー賞アーティストが語る『ライオン・キング』 “超実写版”の魅力とは?

映画ニュース

グラミー賞アーティストが語る『ライオン・キング』 “超実写版”の魅力とは?

第67回アカデミー賞で作曲賞と主題歌賞を受賞したアニメーション映画『ライオン・キング」(94)が“超実写版”として蘇り、8月9日(金)から公開される。このたび、主人公であるシンバの声を務めたドナルド・グローヴァーが“超実写版”として新たに描きだされた本作の魅力を語る特別コメントが到着した。

『アイアンマン』(08)や『ジャングル・ブック』(16)などの監督を務め、「アベンジャーズ」シリーズや『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(19)に俳優としても出演するジョン・ファヴローが、最先端のVR技術を用い“超実写版”として制作した本作は、7月19日に全米で公開されると、オープニング3日間の興行収入が1億8500万ドルを記録し、歴代7月公開作品で1位を樹立するなど注目を集めている。

そんな本作で主人公のシンバを演じるのは、チャイルディッシュ・ガンビーノの名前で発表した楽曲“This is America”が、世界的な音楽の祭典である第61回グラミー賞でヒップホップ史上初の年間最優秀レコード賞と年間最優秀楽曲賞を受賞し、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(18)などで俳優としても活動するドナルド・グローヴァー。

グローヴァーは「アニメーション版を観たことがある人にとってこの映画は、間違いなく、より強烈なインパクトを持っている作品になっていると思う。本当にビジュアルが素晴らしいんだ」と絶賛のコメント。さらに「だから本当に彼(ファヴロー)は、素晴らしい作品を作ったと思う。映像表現のおかげで、映画はオリジナルより感動的なものにもなったと思うんだ」と語る。あわせてグローヴァーは本作に込められた思いについて「彼はこの作品で、(アニメーションと同様に)命の受け継ぎについて強調して描きながらも、僕らみんながどのようにこの世界で繋がり合っているのかも描いてる。それが、いまの時代を反映した大事な要素なんだと思うんだ」と“超実写版”ならではの新たなメッセージが込められていることを語った。

またグローヴァ―は「いまの時代において、この作品では、生きている人々が互いにどのようにコミュニケーションを取ることが大事なのかを重要なテーマとして描いているんだ。だから、子どもたちにぜひ見てもらいたい大事な物語がこの作品にはあるんだ」と本作への想いを述べた。

世界の歌姫ビヨンセとのデュエットで歌われる名曲「愛を感じて」や、『宇宙人ポール』(11)などで知られるセス・ローゲンらとの軽快なナンバー「ハクナ・マタタ」などを劇中で披露するグローヴァ―が太鼓判を押す本作。新たな技術により “超実写版” として生まれ変わった本作で繰り広げられる物語と歌に、早く酔いしれたい!

文/編集部

関連作品