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『GANTZ』初日開幕に、二宮和也「ここが始まり」とさらなるヒットを願う

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『GANTZ』初日開幕に、二宮和也「ここが始まり」とさらなるヒットを願う

20以上の国と地域での配給が決まっているほか、メジャースタジオを含む数社がリメイク化する対象作品として注目をしている『GANTZ』の初日舞台挨拶が1月29日、TOHOシネマズ スカラ座で行われ、出演者の二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子、本郷奏多、夏菜、山田孝之、田口トモロヲと、佐藤信介監督が登壇した。

黒い謎の球体GANTZに召還され、異形の“星人”と呼ばれる存在との戦いを強いられる一同。やりたくなかったシーンを問われ、山田は「これは今後の仕事に関係してきますよね。全てのシーン、楽しくやらせていただきました」とコメントに配慮をし、それに続けと田口、本郷、吉高、夏菜も「全てのシーン、楽しくやらせていただきました」と笑いながら答えた。玄野計役の二宮は「やりたくなかったシーンはなかった。どれもすごく必要だったシーンだと思いますし、必要じゃなかったシーンはなくなっていると思います。全部、必要だと思って集めたものです」と断言。加藤勝役の松山も「仕事ってやりたくない、やりたいで決められるものじゃない。やるしかないんですよ!」と一同を納得させる、ごもっともな意見を出した。

同作のスケールは一作に収まらず、二部作となっている。二作目となる『GANTZ PART2』は4月23日(土)公開予定となっており、両作のメガホンを取った佐藤監督は、製作を振り返り「5ヶ月間の撮影を終え、仕上げに約1年かかってます。初日を迎えられたことが信じられない気持ちで、昨日になっても実感がなかった。見てもらいたい反面、まだ自分の心にとどめておきたい気持ちだった」ともどかしげな様子。無事に初日を迎えられ、夏菜は「私は『GANTZ』という作品に出会うまで、仕事やプライベートですごく悩んだり、辛い思いをした。自分の存在価値がわからない時期に『GANTZ』に出会った。映画の中でも、“存在価値”という言葉が出てくるんですけど、私も『GANTZ』に出会えて、“存在価値”が実感できた」と感慨深げ。自らを「大のGANTZ好き」と称している本郷は「やっと友達と映画の話もできるようになって、すごく嬉しい」と喜び、登壇者の中で最年長の田口は、自身の役柄について「一番のオッサン役。鈴木(田口の役)は全く活躍しておりません! 存在感ゼロ!」と寂しそうな表情を見せた。

主演を務めた二宮は「ここが始まりだと思っています。今日、来られていない出演者、スタッフのみんな、この初日を喜んでいます。色々なことが気になるPART1だと思います。PART1を見て、色々なことに気をかけて、何度も自分の中で考えて、自分なりの答えを持っていただきたいです」と呼びかけた。二宮とW主演となる松山は「ほっとしたような、解放された気持ち。PART1は原作の世界観を忠実にしているんですけど、PART2は映画オリジナルのストーリーとなって完結します。原作は完結していないですけど、映画は完結するので楽しみにしていてください」と、さらなるヒットを願った。【Movie Walker】

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