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吉岡里帆、主演映画で活躍した盲導犬のサプライズ登場に破顔!

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吉岡里帆、主演映画で活躍した盲導犬のサプライズ登場に破顔!

8月22日に丸の内TOEIにて、映画『見えない目撃者』(9月20日公開)の完成披露試写会が開催され、吉岡里帆、高杉真宙、國村隼、大倉孝二、浅香航大、栁俊太郎、松大航也、田口トモロヲ、森淳一監督が登壇した。

劇中で大活躍をみせる“パル”がサプライズ登壇して喜ぶ吉岡里帆
劇中で大活躍をみせる“パル”がサプライズ登壇して喜ぶ吉岡里帆

交通事故によって自らの視力を失うと共に、最愛の弟を亡くし、さらには警察官の道までも絶たれた主人公の浜中なつめ(吉岡)は、ある日、車の接触事故に遭遇。その事故現場で車の中から聞こえた女性の声から誘拐事件が起きていると考え、聴覚、触覚、嗅覚などで感じた手がかりを駆使して事件を追う。やがてそれは「女子高生連続殺人事件」に発展。猟奇殺人犯は真相に近づこうとするなつめの身にも迫っていく…。

【写真を見る】「パルがいたから自分を保っていられた」と話していた吉岡里帆
【写真を見る】「パルがいたから自分を保っていられた」と話していた吉岡里帆

イベントには、なつめの盲導犬として、劇中で目覚ましい大活躍をみせる“パル”がサプライズ登壇。吉岡は、これに驚いた顔を見せ、「久々の再会。本当に会えると思ってなくて(ビックリした)。いますごい嬉しいです。パル覚えてる?」と、満面の笑みでパルに顔を近づけた。

そんなパルについて、吉岡は「本番始まるまでは注意散漫なんですけど、本番になるとスッと、集中力たっぷりになって、素敵なお芝居をしてくれました。パルがいたからこそ、この映画の中で、自分を保っていられたと思う。無邪気でとってもかわいい子でした」と振り返っていた。

森淳一監督は吉岡について「女子バレー部の部員のような人」と表現
森淳一監督は吉岡について「女子バレー部の部員のような人」と表現

さらに、役作りについては「3人の盲目の方とゆっくりお話させていただきました。それぞれの苦悩や強さを学び、そのエッセンスをいただいてキャラクターを作っていきました。また、警察官の方にも監修していただき、警察官学校での厳しい訓練やモットー、実話など、普段聞けないようなお話も聞かせていただきました。そして、コンプレックスもあるのですが弱弱しく見えないように背筋を鍛えました。3ヶ月くらい前からトレーニングしました」と語り、「でも、(背筋は)そんな注目しなくていいです(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。

作品については、「そんなことあるかな?というくらい絶望的なところもあり、本当にスリラーな部分を攻めている作品でした。目を背けたくなるかもしれないですけど、ソーッと目を開けてみてほしいです」とコメント。

イベントでもハキハキとした振る舞いが印象的だった吉岡だが、共演者たちも絶賛で、田口は「大変な役をやっているのに、オンオフの取り方、楽屋での過ごし方、演技へ入り方などバランスの取り方がいい。年下なのに、気を使ってくれて、盲導犬に対する態度とかもよくて、人として見事でした。吉岡さんになりたい」とベタ褒め。

森淳一監督も「女子バレー部の部員のような雰囲気で、前向きで清々しい人。動物との共演は大変なんですが、イライラするようなことも一切なかったですね」と付け加えていた。

取材・文/平井 あゆみ

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