ディカプリオが来日!監督「タラちゃんはとっても幸せ」と日本語でノリノリ挨拶|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ディカプリオが来日!監督「タラちゃんはとっても幸せ」と日本語でノリノリ挨拶

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ディカプリオが来日!監督「タラちゃんはとっても幸せ」と日本語でノリノリ挨拶

ハリウッドの鬼才クエンティン・タランティーノ監督の4年ぶりとなる最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(8月30日公開)のジャパンプレミア レッドカーペットイベントが、8月26日に東京ミッドタウン日比谷にて開催。会場となった日比谷ステップ広場には、11度目の来日となる主演のレオナルド・ディカプリオが登場し、ファンを歓喜の渦で包んだ。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ジャパンプレミア レッドカーペットイベントに登場したレオナルド・ディカプリオとクエンティン・タランティーノ監督
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ジャパンプレミア レッドカーペットイベントに登場したレオナルド・ディカプリオとクエンティン・タランティーノ監督

本作は、1969年の黄金期のハリウッドを舞台に、落ち目の俳優とその専属スタントマンが映画界で奔走する姿を描く物語。ディカプリオが、元スター俳優で、いまは悪役のオファーばかりというリック・ダルトン役を演じ、ブラッド・ピットが、悩めるリックを支えるスタントマンのクリフ・ブース役を演じる、“2大スター初共演”の注目作品となっている。

親日家のクエンティン・タランティーノ監督とレオナルド・ディカプリオ
親日家のクエンティン・タランティーノ監督とレオナルド・ディカプリオ

イベントには、『レヴェナント:蘇えりし者』の2016年3月以来、3年5か月ぶりの来日となるディカプリオと、2013年2月の『ジャンゴ 繋がれざる者』以来、6年半ぶりの来日となるタランティーノ監督、さらにプロデューサーのシャノン・マッキントッシュが登場。

タランティーノ監督は、ノリノリのテンションで「どうもありがと~!」と日本語で挨拶し、「日本に来られてタラちゃんはとっても幸せ。皆さん聞いたかもしれないんですが、小さなタラちゃんもこれから生まれてこようとしています!」と、自ら、妻ダニエラ・ピックとの間にもうすぐ第一子が誕生することについて言及した。

さらに「キャリアの当初から応援してくれていた日本の皆さんには本当に感謝したいと思っています。(レッドカーペットでは)皆さんにサインできてうれしかったです」と感謝。

続いてディカプリオも「ありがと!」と日本語で声を張り、「本当に東京に戻って来られてうれしい。もう20年以上日本に来続けています。その中でも、今日のファンたちは最高!タランティーノ監督との仕事もうれしくて仕方がない。是非この作品を楽しんでほしいです」と、柔和な笑顔を見せていた。

さらにイベントで、「ブラッド・ピットとの共演がどうだったか」と問われると、「ブラッド・ピットは俳優として、もちろん優秀なのは分かっているんですが、人間としてもとても余裕のある方で、いろいろと与えてくれる方です」と返答。

これに、2人の演技を間近で見たタランティーノ監督は、「2人の演技をファインダー越しに見ていたら、まるで映画館にいるような気持ちになりました。2人のスターにより、映画的マジックが起きていたんです」と、大きな身振り手振りを交えながら、サービス精神旺盛に解説していた。

そしてMCから「『レヴェナント:蘇えりし者』に続いて賞がねらえるのでは?」と話を振られると、ディカプリオは「今回一番良かったのは、タランティーノ監督と仕事ができたこと、リックという役について話し合えたこと」と控えめにコメント。タランティーノ監督と共に、「これから先どうなるのかは『セ・ラヴィ』です」と声を合わせ、晴れやかな表情を浮かべていた。

取材・文/平井あゆみ


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