「モテる」って?斉藤壮馬、内山昂輝ら人気声優5人が語る『キミモテ』の見どころ - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
「モテる」って?斉藤壮馬、内山昂輝ら人気声優5人が語る『キミモテ』の見どころ

インタビュー

「モテる」って?斉藤壮馬、内山昂輝ら人気声優5人が語る『キミモテ』の見どころ

「モテたかったら、みんな亜紀になればいい」(松岡)

――皆さんが考える「一番モテそうなキャラ」を教えてください。

松岡「そりゃもう、ヒロインの堀ノ宮早紀子じゃないですか?(笑)」

一同「(笑)」

松岡「でも、僕たち5人のなかならアシモかな。一緒にいて楽しいだろうし、どの学校にも、こういう“ちょっとバカだけどムードメーカー”なヤツっていると思うんですよ。表裏がないタイプですよね」

内山「僕は反対に、松岡さんの演じた亜紀くんですね。マイペースでミステリアスというか、謎めいた雰囲気がいいと思います。どんな人なのかな?って周囲が惹かれるんじゃないかな」

斉藤「僕も亜紀くんを推したいです。一番モテるのは後藤田かもしれないけど、亜紀ってちょっと近寄りがたいぶん、“残念”なところがないんですよ(笑)。禎丞さんの演技もあってか、すごく頼れそうでまとめ役にも向いていそうなところがありますよね」

梅原「コータローじゃないかな?最近こういう原宿系というか、中性的な男子がモテるじゃないですか」

松岡「かわいい系だよね」

梅原「僕が女子だとしたら、幸太郎にも、もっと男らしくあってほしいけど(笑)」

富園「僕は後藤田さんの完璧なところが好きですね。でも時夫もいいなって。なんといっても主人公だから!」

内山「それが理由!?」

梅原「肩書きだけだ(笑)」

斉藤「でも、この作品は5人全員が主人公っていう感じですね」

――2票を獲得した亜紀を演じた松岡さん、ご感想をお願いします!

松岡「でもモテてるのは、僕じゃなくて亜紀ですよ(笑)。みんな亜紀を演じたらいいんじゃない?」

内山「いや、あの亜紀は松岡くんにしかできないんだよ」

松岡「そう言われると…恐縮です!(笑)」

高校生がワイワイしている日常のキラメキも見どころ!
高校生がワイワイしている日常のキラメキも見どころ![c]2019「キミモテ」製作委員会

「見どころは、アシモが〇〇を出すシーン!」(斉藤)

――作中で「ここに注目してほしい!」という見どころはどんなところですか?

富園「絵がとてもキレイで魅力的。僕が演じた幸太郎はかわいい雰囲気のキャラクターなのでよく上目遣いのシーンがあるんですが、この上目遣いのシーンの幸太郎がすごくキラキラしてるんです(笑)。そこに注目してほしいです!」

梅原「僕の演じた後藤田は、堀ノ宮家の執事ということもあってクールで落ち着いた雰囲気ですが、年齢は4人のメンバーと変わらない高校生です。だから物語が進むにつれて少し未熟な心の機微が感じられるので、その心の動きに注目しながら楽しんでもらえたらいいなと思います」

松岡「5人が苦悩しながらも前に進んでいく青春ストーリー。その5人の関係がどう変化していくのかを皆さんの目で確かめていただきたいですね。それと一緒にキャラクターの感情も上がったり下がったりと変化するので、楽しんでもらいたいです」

内山「最初は軽い気持ちで目指した『モテメン甲子園』優勝。でも、その『モテメン甲子園』を通して彼らが『モテるってどういうことだ?』という問題にぶつかっていきます。バラバラだった5人が少しずつ団結し、『モテ』というテーマに向き合っていくところも見どころのひとつです。それからアシモが歌うシーンもあって、ちゃんと完成していた一曲の冒頭だけを歌って使うというぜいたくな作りになっているので、そこも見どころです」

斉藤「僕のイチオシは、アシモが『鼻から入れた牛乳を目から出す』シーン!うっちーさんの役者としてのこだわりを感じられるシーンで僕も好きなので、ぜひチェックしてほしいです(笑)。大きなテーマとして『モテメン甲子園』という本筋はあるのですが、一方で高校生がワイワイしている日常的なシーンも楽しんでもらえたらと思います」

松岡「クライマックスシーンではキャラクター達の気持ちもどんどん盛り上がっていくので、ぜひ劇場で一緒に楽しんでほしいです!」

和気あいあいとした会話から作品とキャラクターへの愛が伝わってきた
和気あいあいとした会話から作品とキャラクターへの愛が伝わってきた撮影/黒羽政士

取材・文/藤堂真衣

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