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米映画界、企業主導で東日本大震災の日本を全面サポート

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米映画界、企業主導で東日本大震災の日本を全面サポート

ハリウッドスターとしては、3月18日時点でサンドラ・ブロックとデミ・ロヴァート以外は東日本大震災の被災者援助に対して寄付の動きを見せていないが、大手映画会社やメディア関連会社などの企業が主体になって、アメリカに次いで二番目のマーケットを持つ日本に対して大規模支援に動いている。

ディズニーは、日本赤十字に250万ドル、社員から約100万ドルの計350万ドルがPacific Tsunami Fund and Save the Childrenに寄付される。またソニーは、「ソニー・ピクチャーズには我々の仲間がたくさんいます。彼らの国で起こったことは本当に悲劇であり、すぐに援助が必要だと思った」と表明し、360万ドルと共に3万台のラジオと50万個の電池を寄付したという。ワーナー・ブラザースは、クリント・イーストウッド監督作『ヒア アフター』のDVDとBDの売り上げの一部を寄付するほか、ユニバーサル映画の親会社NBCユニバーサルは、3月15日に行ったイベントの収益金55万8347ドルのほか、追加で500万ドルを赤十字社に寄付する意向だ。またパラマウント映画やMTVを傘下に持つバイアコムは、社員の寄付により赤十字社に寄付をする体制を整えているところだそうだ。【NY在住/JUNKO】

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