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パルムドール受賞の衝撃作『パラサイト 半地下の家族』最新予告が到着

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パルムドール受賞の衝撃作『パラサイト 半地下の家族』最新予告が到着

第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画として史上初めて最高賞のパルムドールに輝き、本国韓国では観客動員1000万人を突破。また、全米をはじめフランスやニュージーランドなど世界各国で大ヒットを記録している『パラサイト 半地下の家族』(2020年1月10日公開)の最新予告映像とポスタービジュアルが解禁された。

『殺人の追憶』(03)や『オクジャ/okja』(17)などで知られ、現代韓国映画界を代表する存在であるポン・ジュノ監督がメガホンをとった本作。全員失業中で半地下にある住宅で暮らす貧しいキム一家が、高台の豪邸で暮らすIT企業の社長であるパク氏の一家と出会うことをきっかけに、想像を超えた物語が展開していく。

このたび解禁された最新予告映像では、キム一家の長男ギウが身分を偽って裕福なパク一家の家庭教師になったことから、家族の生活が変わっていく様子が映しだされる。パク社長夫人のヨンギョに取り入ったギウは、妹のギジョンを美術の家庭教師として紹介。緊迫感あふれる音楽や意味深なシーンの連続に、本作への期待は否が応でも高まることだろう。

またあわせて解禁されたポスタービジュアルには、キム一家とパク一家、相反する立場のふたつの家族がまるでひとつの家族のように肩を並べる姿が。このポスターのなかにも、劇中で何らかの意味を持つであろうアイテムの数々が散りばめられているので、気になる人は目を凝らして隅から隅までチェックしてみてはいかがだろうか。

来年行われる第92回アカデミー賞の国際長編映画賞に韓国代表としてエントリーしている本作は、韓国映画初の同部門ノミネートはもちろん、受賞最有力との声もあがっている。さらには作品賞や監督賞などの主要部門への参戦も噂されており、今後の賞レースからますます目が離せなくなりそうだ。2020年の幕開けを告げる衝撃作を、是非とも劇場で目撃してほしい!

文/久保田 和馬

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