葵わかな&森崎ウィンが日比谷の街を“キャッツカラー”に染める!「ミラクルを起こしたい」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
葵わかな&森崎ウィンが日比谷の街を“キャッツカラー”に染める!「ミラクルを起こしたい」

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葵わかな&森崎ウィンが日比谷の街を“キャッツカラー”に染める!「ミラクルを起こしたい」

『キャッツ』の公開を記念した「ジェリクル点灯式」に葵わかな&森崎ウィンが登場!
『キャッツ』の公開を記念した「ジェリクル点灯式」に葵わかな&森崎ウィンが登場!

1981年にロンドンで初演されて以来、全世界累計観客動員数8100万人を記録。日本公演も通算1万回を突破するなど、世界各国で様々な記録を打ち立ててきたミュージカルの金字塔を実写映画化した『キャッツ』が1月24日(金)より公開。それに先駆けて8日、東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場にて「ジェリクル点灯式」イベントが開催。日本語吹替え版で声優を務めた葵わかなと森崎ウィンが登壇した。

『英国王のスピーチ』(10)や『レ・ミゼラブル』(12)で知られるトム・フーパー監督がメガホンをとった本作の舞台は、満月が輝く夜のロンドン。街の片隅にあるゴミ捨て場に迷い込んだ若くて臆病な白ネコのヴィクトリアは、個性豊かな“ジェリクルキャッツ”たちと出会ったことをきっかけに、自分らしい生き方を見つけていくこと。そして、たった1匹のネコが選ばれる、一夜限りの特別な舞踏会の幕が開く…。

ミストフェリーズの声を担当した森崎ウィン「自分で点灯したことを両親に自慢したいと思います」
ミストフェリーズの声を担当した森崎ウィン「自分で点灯したことを両親に自慢したいと思います」

フランチェスカ・ヘイワード演じるヴィクトリアの吹替えを担当した葵は「舞台版の『キャッツ』には主人公がいない印象があるのですが、この映画ではどうしてヴィクトリアが主人公に選ばれたのだろうと考えながら参加させていただいてました」と振り返り、「作品を観させていただいた時に、白ネコのヴィクトリアを通じて観客の方々がカラフルなジェリクルの世界に入り、ヴィクトリアと一緒に成長できる。そういうキャラクターになるようにと主人公になったのだと感じました。日本の方にどういう印象を持ってもらえるのかドキドキしています」と語る。

ヴィクトリアの声を担当した葵わかな。人生最高のミラクルは「全部青信号だったこと」
ヴィクトリアの声を担当した葵わかな。人生最高のミラクルは「全部青信号だったこと」

また先日ニューヨークで行われたワールドプレミアに、バストファージョーンズの吹替えを務めたロバートの秋山竜次とともに参加した葵は、「海外のイベントに出るのは初めてで、すごい人と熱気で、作品への期待の高さがうかがえて楽しかった。それにフランチェスカをはじめ本国のキャストにお会いできて大興奮でした」と満面の笑み。すると森崎は「僕は(ワールドプレミアに)呼ばれなかったですね…。全然事務所の電話が鳴らなかったです」としょんぼりした表情。

そんな森崎が声を担当したのは、気弱だけど優しい心の持つマジック猫のミストフェリーズ。ロサンゼルスでミュージカル版を観劇したことがあるという森崎は「演じるに当たって、舞台で観たことを思い出して楽しかった。演じられている方々はネコの動きを訓練されていて、僕らはそれを声だけで表現する。とても難しかったですが、レコーディングブースの中でもキャッツの世界に入ったかのような感覚になるほどの迫力とエネルギーがあった。マジカルな世界を感じながら演じていました」と満足そうに洋画吹替え初挑戦の感想を述べた。

そして劇中のミストフェリーズさながらに、森崎の掛け声と共に日比谷の街のイルミネーションが消灯。そして葵と森崎の2人がステージ上に設けられた点灯スイッチを押すと、たちまち日比谷の街が“キャッツカラー”に染め上げられる。音楽に合わせて色を変えるイルミネーションに葵はうっとりとした表情を見せ、森崎は「イルミネーションを見て感動したのは人生初めて。日本語吹替え版も全国の映画館でチケットが取れないくらいの満員御礼でロングランになるミラクルを起こしたいです!」と力強く意気込んでいた。

文/久保田 和馬

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