デル・トロの原点となった“禁書”を映画化！『スケアリーストーリーズ怖い本』恐怖の本予告映像

一番の恐怖が現実となる…『スケアリーストーリーズ怖い本』ポスタービジュアルに戦慄！[c]2020 CBS FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.

そのトラウマ級の恐ろしさから、全米の学校図書館に置くことが禁じられた児童書シリーズを『シェイプ・オブ・ウォーター』(18)でアカデミー賞監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロが映画化した『スケアリーストーリーズ怖い本』が、2月28日(金)より公開される。このたび本予告映像とポスタービジュアルが解禁となった。

累計700万部を売り上げ全米で大ベストセラーを記録している児童書シリーズ「スケアリーストーリーズ　怖い本」。世界的フィルムメーカーのデル・トロが10代の頃に多大な影響を受けたという本シリーズだが、映画化となる本作では自身が企画と製作を務め、ストーリー原案を担当。監督を「今作を任せられる監督は彼しかいない」とデル・トロが大抜擢した、スティーヴン・キング原作『死のロングウォーク』の監督にも決定している注目の奇才、アンドレ・ウーヴレダルが務める。

このたび解禁された予告映像では、ハロウィンの夜に幽霊屋敷に忍び込んだ高校生のステラたちが見つけた一冊の本から始まる恐怖が次々と映しだされていく。毎夜、“怖い本”が血のような文字で綴るのはステラたちが主人公の物語。名前を書かれた者には“一番怖いこと”が現実となって襲い掛かる…。本を焼き、引き裂こうとするも止まらない物語。そして「なにかを呼び覚ましてしまった」とおののくステラたち。ラストでは、デル・トロのこだわりが詰まった黒髪の白く丸いフォルムの“なにか”が迫り来るシーンもあり、画面いっぱいに映る気味の悪い青白い顔面が脳裏に焼きつく映像となっている。

また、あわせて解禁されたポスタービジュアルには、ステラを真っすぐに指さす薄気味悪い手と、床には“怖い本”が写しだされており、まるで「あなたが次の主人公」と言っているかのよう…。

全米では初日1位を記録し、全世界で興収110億円を超える大ヒットを飛ばしている本作。トラウマ級の恐怖を描くデル・トロ渾身のダークホラーを心して待ちたい！

文/富塚沙羅