劇場版『ハイフリ』舞台挨拶が開催!“艦長”夏川椎菜「皆さんの“推し”の活躍を楽しみにして」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
劇場版『ハイフリ』舞台挨拶が開催!“艦長”夏川椎菜「皆さんの“推し”の活躍を楽しみにして」

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劇場版『ハイフリ』舞台挨拶が開催!“艦長”夏川椎菜「皆さんの“推し”の活躍を楽しみにして」

2016年にテレビ放送された「ハイスクール・フリート」(通称「ハイフリ」)。シリーズ最新作『劇場版 ハイスクール・フリート』が1月18日に公開を迎え、都内の新宿バルト9にて主要キャストが登壇する舞台挨拶が開催された。本作は、国土のほとんどが海に沈んだ架空の日本を舞台に、海上の安全を守る職業<ブルーマーメイド>を目指して養成学校に入学し、様々な訓練や演習、緊急事態に対処する少女たちの物語。武蔵や比叡など、第二次世界大戦期に登場した戦艦などを少女たちが見事なチームプレイで操縦する姿も魅力となっている。

左から、鶴岡聡、古木のぞみ、種﨑敦美、夏川椎菜、Lynn、黒瀬ゆうこ、麻倉もも、大空直美
左から、鶴岡聡、古木のぞみ、種﨑敦美、夏川椎菜、Lynn、黒瀬ゆうこ、麻倉もも、大空直美

舞台には、主人公艦“晴風(はれかぜ)”の乗員で、艦長を務める岬明乃役の夏川椎菜、副長・宗谷ましろ役のLynn、立石志摩役の古木のぞみ、西崎芽依役の種﨑敦美、納沙幸子役の黒瀬ゆうこ、伊良子美甘役の麻倉ももが登場。さらに、本作から登場するスーザン・レジェスを演じる大空直美や、晴風に住み着くネコの五十六に声を吹き込む鶴岡聡など、総勢8名が勢ぞろいした。

MCを務める鶴岡に紹介され、キャストたちが「ヨーソロー!」の掛け声を交えた一言挨拶で会場を盛り上げるなか、トークセッションがスタート。本作のアフレコが昨年の夏に2日間で一気に行われたことが鶴岡により説明されると、主演の夏川が「ようやく船が出航する思いでいっぱいです!」と公開を迎えた気持ちを感慨深げにコメント。続いて、本作からシリーズに参加した大空が「すごく大所帯で入りきらないので、ブースの外にも人がいました。休憩時間にお弁当が出て、それを食べながら、女子高のノリで『キャッキャッ』できたのが楽しかったです。あと、待ち時間にスクワットとか筋トレもしていました(笑)」と「ハイフリ」ならではアフレコ現場の様子を明かす。

さらに、鶴岡が「夏川さんは出番がない時でもスタジオにいて出演者の収録を見守っています」と説明。それに対し、夏川は「基本的にミケ(岬)がずっと出ているのもあるのですが、どんどん代わるがわる人が出たり入ったりして、みんなで一緒に作っている感がありましたね」と返答する。

夏川演じる主人公岬明乃(右)と彼女の親友・知名もえか
夏川演じる主人公岬明乃(右)と彼女の親友・知名もえか[c]AAS/新海上安全整備局

本作ではましろがある選択を迫られる。彼女を演じるLynnは「『一体どうなっちゃうの?』というましろ的ピンチが訪れるのですが、彼女の決断を最後まで見届けてほしいです。私としては悩ましいアフレコでした」を役へのアプローチを振り返った。

Lynn演じる宗谷ましろ
Lynn演じる宗谷ましろ[c]AAS/新海上安全整備局

種﨑演じる西崎芽依こと“メイ”と、古木による立石志摩こと“タマ”は、“メイタマ”というコンビで漫才も披露するなど劇中におけるコメディリリーフ。鶴岡が「今回もメイタマは良い箸休めでしたね」と声をかけると、すかさず古木が「私たちは主役のつもりでやってるから!」と力強くコメント。すると、 種﨑に「いや主役じゃないから」と冷静にたしなめられるなど、劇中さながら名コンビぶりを発揮して会場の笑いを誘う場面も。

種﨑演じる西崎芽依(右)と古木演じる立石志摩(左)
種﨑演じる西崎芽依(右)と古木演じる立石志摩(左)[c]AAS/新海上安全整備局

本作の街並みは神奈川県の横須賀がモチーフとなっている。黒瀬からは「横須賀の方もすごく応援してくれました。映画には横須賀の風景がたくさん出てきます。作品を観てもらったあとに、皆さんに横須賀を訪れてもらえるとうれしいです」と聖地巡礼を呼びかけるメッセージも飛び出した。

黒瀬演じる納沙幸子(左)と知床鈴
黒瀬演じる納沙幸子(左)と知床鈴[c]AAS/新海上安全整備局

麻倉演じる美甘は炊事委員として船内の料理を請け負っている。それゆえ、戦闘に関わることが少なく「みんなの食を支えるという立場なのですが、みんなが一所懸命戦っている場面にも加わりたかったです。『面舵一杯~』とか言ってみたいですね。『お腹いっぱい~』なら言えそうかな(笑)」と夏川らをうらやましく思う一幕も…。

【写真を見る】夏川椎菜やLynn、古木のぞみら「ハイフリ」声優が集合!
【写真を見る】夏川椎菜やLynn、古木のぞみら「ハイフリ」声優が集合!

最後に再び夏川にマイクが移り「すべてのキャラクターが輝いていると思います。みなさんの“推し(キャラクター)”の活躍を楽しみにしてください!」というコメントで締めくくられた舞台挨拶。キャスト陣のキャラクター性が全面に押し出され、大盛り上がりのイベントとなった。

取材・文/トライワークス

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