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現代社会に警鐘を鳴らすハードSF『囚われた国家』衝撃的な予告映像が解禁!

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現代社会に警鐘を鳴らすハードSF『囚われた国家』衝撃的な予告映像が解禁!

『猿の惑星:創世記』(11)や『ザ・ギャンブラー/熱い賭け』(14)の鬼才ルパート・ワイアット監督の5年ぶりの新作となる『Captive State(原題)』が、『囚われた国家』の邦題4で月3日(金)より日本公開されることが決定。このたび予告映像とポスタービジュアル、そして3点の場面写真が一挙に解禁された。

本作は地球外生命体の支配下となった2027年のシカゴを舞台に、レジスタンスたちの徹底抗戦を描いた近未来SFサスペンス。“犯罪の事前抑止”の名の下、全市民の身体にGPSが埋め込まれ、ルールを犯した者は地球外に追放される“囚われた国家”となったアメリカ。貧富の差がこれまでにないほど拡大し、街は完全に荒廃しきっていた。そんななかで自由を取り戻すために密かに結成されたレジスタンス・グループは、統治者による団結集会への爆弾テロを計画するのだが…。

このたび解禁された予告映像では、ミシガン湖に浮かぶ謎の巨大飛行体にルールを犯した大量の人間が乗せられ地球外へと追放される様子を茫然と見つめる青年ガブリエルの姿から幕を開ける。そして異物を排除することで支配と均衡を保とうとする狂った社会の仕組みに気付き、反旗を翻すレジスタンスたちと、彼らの動向を探り捕まえようと躍起になるシカゴ警察特捜司令官のマリガンの姿が映しだされていく。

“統治者”に忠誠を誓うマリガン役には『ザ・ギャンブラー/熱い賭け』に続いてワイアット監督とタッグを組むベテラン俳優ジョン・グッドマン。行方不明になってしまったレジスタンスのリーダーのラファエル役をジョナサン・メジャーズが、彼を探す弟のガブリエル役をアシュトン・サンダースが演じ、娼館の女主人役をアカデミー賞候補経験もあるヴェラ・ファーミガが演じるなど、主要キャラクター全員が主人公ともいえるアンサンブルも本作の見どころの一つ。

政府による不都合な真実の隠蔽や情報操作など、市民の自由をコントロールしようとするトランプ政権を彷彿とさせる描写の数々で全米公開時には「起こりうる未来への警告」と評された本作。はたして緊迫した物語の先に、どのような未来が待ち受けているのか。現代社会に根源的な問いを投げかける衝撃作を、是非とも劇場で目撃してほしい。

文/久保田 和馬

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