笑いのツボに入った西島秀俊の貴重な姿も!?『任侠学園』の貴重な映像をちょい出し＜写真25点＞

『屍人荘の殺人』(19)や『仮面病棟』(3月6日公開)の木村ひさし監督が、今野敏の同名人気小説を西島秀俊と西田敏行のダブル主演で実写映画化した『任侠学園』のBlu-ray＆DVDが3月6日(金)に発売(レンタル同時リリース/デジタル配信中)。このたび本作のBlu-ray特装限定版の特典ディスクに収録されているメイキング映像の一部を公開。

本作は、社会貢献がモットーの地元密着型ヤクザが経営の傾いた高校を立て直していく人情コメディ。義理と人情に厚すぎるあまり、次から次へと厄介な案件を引き受けてしまう阿岐本組は、経営不振に陥った仁徳京和学園高校の再建を請け負うことに。親分(西田敏行)に振り回されてばかりの日村(西島秀俊)は、気が進まないながらも子分たちを連れて高校へ。そこで待ち受けていたのは、無気力＆無関心のイマドキな高校生たちと事なかれ主義の先生たちだった…。

このたび到着したのは、本作の撮影現場でのユーモラスなひと時を映した2つのメイキング映像。まずは西田敏行演じる阿岐本組組長の阿岐本雄蔵と、中尾彬演じる永神組組長の永神健太郎が対峙するシーン。日本を代表するベテラン俳優2人が撮影の合間に交わす何気ない会話が、現場全体の空気を一瞬にして和ませる様子が垣間見える。

昨年9月に行われた本作の初日舞台挨拶でも、西田と中尾はお互いを“戦友”と認め合い、中尾は「映画を観て、西田が(挿入歌を)歌っていたので悔しかった。シリーズ化したら、今度は私が歌いたい」と語るなど、気心知れた者同士ならではの絶妙なトークで会場を沸かせた。そんな2人の存在感は、撮影現場でも際立っていたようだ。

そして西島秀俊演じる日村誠司と伊藤淳史演じる二之宮稔が、学園内で起きた“ガラス割り事件”について、葵わかな演じる学園一の問題児、沢田ちひろを問い詰めるシーン。完全に台詞を忘れてしまった西島は、弟分役でもある伊藤から「ひどい！」とからかわれる。その後も西島は笑いのスイッチが入ってしまい、伊藤と葵は思わず苦笑いを浮かべる。そんな和気あいあいとした撮影現場の雰囲気が伝わる光景に、見ているこちらも笑みがこぼれてしまうこと間違いなしだ。

Blu-ray特装限定版の特典ディスクには、このほかにもメイキング映像やイベント映像、プロモーション映像など90分を超える特典映像が収録されているほか、特製ステッカーも封入。さらに一部店舗では豪華購入特典が先着でゲットできるチャンスも。是非ともお早めに入手して、豪華俳優陣が繰り広げるユニークな“世直しエンタテインメント”を余すところなく楽しんでみてはいかがだろうか。

文/久保田 和馬