藤原竜也が演じてきた“ヤバい”キャラクターを振りかえる!『太陽は動かない』で待つ絶体絶命の危機とは|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
藤原竜也が演じてきた“ヤバい”キャラクターを振りかえる!『太陽は動かない』で待つ絶体絶命の危機とは

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藤原竜也が演じてきた“ヤバい”キャラクターを振りかえる!『太陽は動かない』で待つ絶体絶命の危機とは

芥川賞作家の吉田修一が執筆した同名小説を映画化した『太陽は動かない』が5月15日(金)から公開される。このたび、主演を務める藤原竜也が本作の出演に至ったキャスティング秘話が到着した。

本作は心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント、鷹野一彦(藤原)と相棒の田岡亮一(竹内涼真)が24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら「全人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦を繰り広げるサスペンスアクションとなっている。

主人公の鷹野は、表向きは小さなニュース配信会社だが実際は世界をまたにかけて暗躍する諜報組織「AN通信」のエージェント。明晰な頭脳と突出した身体能力を合わせ持ち、どんな危険にも冷静沈着に判断を下す真のプロフェッショナルであるが、24時間ごとに本部へ定期連絡をしなければ心臓に埋め込まれたチップの起爆装置が発動し、解除の申請ができないと5分で爆死するという、まさに極限状態にある“ヤバい”キャラクターだ。

そんな鷹野を演じる藤原はこれまでに様々な“ヤバい”キャラクターを演じてきており、制限時間の3日の間に最後の1人になるまで殺し合いを課せられる物語が展開する『バトル・ロワイヤル』(20)では主人公の七原秋也役を演じ、週刊少年ジャンプで連載された同名漫画を映画化した「デスノート」シリーズでは、ノートに名前を書かれた人間が死ぬ“デスノート”を操る頭脳明晰な大学生の夜神月役を演じた。さらに「カイジ」シリーズでは、ギャンブルに全人生を掛けるイトウカイジ役を、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(14)では、主人公である緋村剣心の最大の敵、志々雄真実役を演じ、また『22年目の告白―私が殺人犯です―』(17)では22年前に連続殺人を犯した曾根崎雅人役を、『Diner ダイナー』(19)では元殺し屋のシェフであるボンベロ役を演じるなど、藤原にしか演じることのできない超個性派キャラクターを演じてきた。

本作でメガホンを取った羽住英一郎監督とプロデューサー陣は主役をキャスティングする際、“演技はもちろんハードなアクションをこなせる肉体を持ち、映像化は不可能と言われたこのビッグプロジェクトの屋台骨を支えられる30代の俳優”を考えたときに浮かんだ名前が藤原だったという。オファーを受けた藤原は制作陣の期待に答えるかのようにハンデを背負った鷹野を力強く演じたそうだ。

壮大なスケールとアクションが展開するノンストップサスペンスで、はたして藤原はどんな演技をみせるのか。ぜひ本作の公開を心待ちにしたい!

文/編集部

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