コロナに負けるな！ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が医療関係者へ感謝の拍手

全世界的な新型コロナウイルスの感染拡大により、各国では感染の恐怖と闘いながら医師や医療関係者たちが患者たちを救おうと懸命に闘っている。すでに医療関係者らにも死者が出るなかで、イギリスでは感染拡大を食い止めるべく、英政府が公的医療サービスを支えるボランティアを募集。25万人の目標に対して1日も経たないうちに40万人以上の応募があったことが判明した。

そんななか、ロックダウンに踏み切り閑散としたロンドンでは26日の午後8時に、国を挙げて医療関係者に感謝の意を表すべく人々が玄関先やバルコニーから顔を出して拍手や口笛を吹き始め、首相官邸前ではジョンソン首相やスナック財務相も拍手に参加。その時間に合わせて、医療関係者へ感謝の意を表するメッセージとともに、ジョージ王子とシャーロット王女、そしてルイ王子の3人が、仲良く並んで拍手をする動画がケンジントン宮殿の公式インスタグラムに投稿された。

現在ウィリアム王子とキャサリン妃と子どもたちはノーフォークの別宅アンマーホールに滞在しており、庭先で撮影された動画には、左から、髪の毛を両サイドで縛り、ボーダーの長袖トップスにズボンを履いたシャーロット王女、ジーンズに水色のシャツと長袖のセーターを着たルイ王子、そしてジーンズに紺の半袖ポロシャツを着たジョージ王子が仲良く並び、無言で拍手を送っている様子が捉えられている。ジョージ王子とシャーロット王女は笑顔で、小さなルイ王子は終始真顔で、左右の姉と兄を見上げながら一生懸命拍手をまねている。また無言ながらもこらえきれずにシャーロット王女が漏らした一瞬の笑い声も捉えられており、わずか数秒の動画のなかにも3人の個性がバッチリ。毎日、終わりの見えない感染拡大の悲しいニュースが流れるなかでの3人の愛らしい動画は、投稿から9時間で再生回数が470万回を突破している。

また、ルイ王子の姿を拝めたのは、昨年6月にロンドンで開催されたエリザベス女王の公式誕生日を祝う「トゥルーピング・ザ・カラー」、そしてクリスマスランチでの車中でパパラッチされて以来のこと。今年はコロナの影響で「トゥルーピング・ザ・カラー」はキャンセルが決まっており、なかなかチャンスがないうえに、写真以外でルイ王子がまっすぐに立っている様子がお披露目されるのも初めてだったことから、「あまりに可愛くて癒された」「動くルイ王子が見られるだけで幸せ」「この動画を何度も見て、外出できないストレスを発散してる」「キャサリン妃ありがとう。また頑張って(医療の)仕事に向き合えます」「久しぶりに笑えた」「3人に拍手を送ります！」「チャールズ皇太子も陽性だったし、英王室だって例外じゃない。早くこの惨事を終息させるためにロックダウンに協力しましょう」といった絶賛の声が多数寄せられている。

NY在住/JUNKO