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『トランスフォーマー』第3弾、3D製作のきっかけはスピルバーグやJ・キャメロンの一言だった

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『トランスフォーマー』第3弾、3D製作のきっかけはスピルバーグやJ・キャメロンの一言だった

人気SFシリーズの第3弾『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』(7月29日公開)が6月23日、第33回モスクワ国際映画祭のオープニング作品として登場。ワールドプレミアが行われ、出演者のシャイア・ラブーフ、ロージー・ハンティントン=ホワイトリ-、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、ジョン・マルコビッチ、パトリック・デンプシーとマイケル・ベイ監督らが集結した。

今作は『アバター』(09)でも使用した最新の3Dカメラをロケ現場にまで投入、圧倒的なクオリティはそのままに、シリーズ初の3Dに挑戦。フル3Dでの実写撮影を中心に行うという困難な手法を選んだきっかけを、マイケル・ベイ監督は「(スティーヴン・)スピルバーグや(ジェームズ・)キャメロンから“3Dで撮影すべき”と強く勧められたんだ」と明かした。その二大監督も絶賛した世界最新の3Dは、従来の概念を覆すリアルな奥行きを見事に表現し、報道陣や観客から「『アバター』以上」という声が聞こえるほどだった。

前二作に続き、今作でも主演を務めたシャイア・ラブーフは、「映画の最後の一時間のアクションと3Dは、史上最高にクレイジーで濃いシーンだ。他のどの映画のどんなアクションシーンよりド派手だ」と語ってくれた。USマキシム誌で現在、最も美しい女性に選ばれた新ヒロインのロージー・ハンティントン=ホワイトリーも「この映画のVFXは別次元。とても特別な映像を見ることができます」と紹介した。

さらに、ポクロフスキー聖堂(ワシリー寺院)をバックに巨大ステージが組まれ、シリーズ前作の主題歌を担当したリンキン・パークがライブを敢行。2万5000人の観客を前に、2時間にわたる激しいパフォーマンスを繰り広げ、モスクワはこの日『トランスフォーマー』一色に染まった。【Movie Walker】


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