米国立アレルギー感染症研究所長、自身を演じるのは「ブラッド・ピットで」!?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
米国立アレルギー感染症研究所長、自身を演じるのは「ブラッド・ピットで」!?

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米国立アレルギー感染症研究所長、自身を演じるのは「ブラッド・ピットで」!?

米国時間の4月10日時点で、世界の新型コロナウイルス感染者数が160万人を突破。なかでも感染者数が50万人を超え、24時間の死者が世界で初めて2000人を超えたアメリカでは、死者数も1万8752人と、イタリアの1万8849人を抜くのは時間の問題となってきた。

この難局を乗り切るべく招集されたホワイトハウス・コロナウイルス・タスクフォースの主要メンバーの1人で、常に科学的見地から意見を述べ続けている米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は、楽観的かつ経済的見地から意見を述べている米トランプ大統領とは意見をたがえてきたため、担当替えは必至と言われていた。しかしこれだけの死者が出ている状況下では、トランプ大統領に物申せる唯一の存在になっており、79歳という高齢ながらも頻繁に行われるホワイトハウスでの記者会見に必ず出席。声をからしながら、不要不急の外出を控え、適切な距離を保つことを訴え続けている。

そんな忙しく緊迫した毎日を送っているファウチ所長が、CNNの番組にリモート出演した際に、女性ニュースキャスターが「毎週土曜日にオンエアされている『サタデー・ナイト・ライブ』で、あなたを演じるとしたら誰だと思いますか?」と尋ねたところ、笑いながらも、「考えたこともないし、誰にも演じてほしくない」と回答。それでもめげずに、「ベン・スティラーとブラッド・ピットだったら、どちらに演じてもらいたいですか?」と2者選択を迫ると、「もちろん、ブラッド・ピットだよ」と笑いながらもしっかり意思表示をし、視聴者につかの間の笑顔を与えてくれた。

同番組では、アレック・ボールドウィンがおもしろおかしくトランプ大統領を演じて人気を博しているが、誰であれ、アメリカの未来を担うファウチ所長の物まねをコミカルに演じられる日が1日も早く来ることを願うばかりだ。

NY在住/JUNKO

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