ポン・ジュノが「スノーピアサー」をドラマ化、デイミアン・チャゼル監督作も！5月前半のNetflix注目作をチェック
おウチで“好きな時に好きなデバイスで観られる”動画配信(VOD)サービスNetflix。映画やドラマ、ドキュメンタリーまで、オリジナルコンテンツを多数そろえた豊富なラインナップの中から、5月前半に配信スタートとなる注目作をご紹介！
ポン・ジュノ、デイミアン・チャゼル、「glee/グリー」クリエイターらの注目作が集結！
数々の傑作映画、ドラマを生み出してきた有名監督、クリエイターたちの新作が並ぶ5月。『パラサイト 半地下の家族』(19)で見事オスカー監督となったポン・ジュノが2013年にハリウッド進出を果たした傑作『スノーピアサー』(13)を、彼自身も製作として参加しドラマシリーズ化した「スノーピアサー」も5月より配信される。
本作は、地表が深い雪で覆われた近未来の世界を舞台に、永遠に地球を周回し続ける巨大列車の中で暮らすことを余儀なくされた人類の姿を描いたサスペンスアクション。終末的世界を舞台にしており、映画では電車内で暮らす最下層の人々の反乱が描かれた。ジェニファー・コネリーや『ブラインドスポッティング』(18)で主演を務めたダヴィード・ディグスら豪華キャストが集結した最注目と言える作品だ。
『ラ・ラ・ランド』(16)で史上最年少となる32歳でアカデミー賞監督賞を手にしたデイミアン・チャゼル監督によるドラマ「ジ・エディ」は、8日(金)より配信スタート。本作は、チャゼル監督の得意とするミュージカルであり、多彩な文化が咲き誇る花の都パリが舞台。閉店の危機に直面したジャズクラブを営むエリオット・ウドーは、問題を抱えた15歳の娘と突如一緒に暮らすことになり…という『ラ・ラ・ランド』に通じる部分もある作品なので、映画のファンはぜひチェックしてほしい！
合唱に青春をかけた高校生たちの姿を描いた大ヒットドラマ「glee/グリー」を生み出したライアン・マーフィーによるドラマ「ハリウッド」も配信中だ。第二次世界大戦後、黄金期のハリウッドを舞台に、犠牲を顧みず大きな野望を胸に成功を目指す俳優や映画製作者たちの姿を描く本作。「glee/グリー」さながらの華やかな世界を楽しめることができるはずだ。
予想外の展開が楽しめるオリジナル映画たちも続々！
1日から配信中の『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』は、成績優秀だが内気な女子高校生のエリーが、恋に奥手なアメフト男子から校内で一番人気の女子への手紙の代筆を頼まれて…というラブロマンス。手紙をきっかけに接点のなかった二人が愛を育んでいくのかと思いきや、2人とも同じ女の子に好意を寄せており…という複雑な青春模様が繰り広げられるフレッシュな作品だ。
同じく1日から配信中の『オールデイ・アンド・ア・ナイト: 終身刑となった僕』は、『ムーンライト』(16)のアシュトン・サンダースとドラマ「ウエストワールド」のジェフリー・ライトが共演を果たしたヒューマンドラマ。終身刑となり刑務所に入った青年が、置かれていた環境や周囲の人間、社会の制度を振り返り、犯罪者になった自分の人生に思いをはせていると、そこには父親も服役しており…というこちらもまた予想を裏切る物語が展開していく。
13日(水)からはラブコメディ『僕のミッシー』が配信スタート。ハワイでの社員旅行に同行してもらおうと、憧れていた女性を誘ったティム。ところがメールの送信ミスにより、ブラインドデートで出会った女性ミッシーが現れ、彼女とハワイで週末を過ごすハメに。クレイジーでヘンテコな彼女に初めは嫌気がさしていたティムだが、彼女の奔放な性格にしだいに惹かれていき…という物語が展開していく。
このほかにも、スティングにベン・スティラーなど人気俳優やコメディアンらが幻覚症状を起こした体験を語った『サイケな世界 ～スターが語る幻覚体験～』や、人々の記憶に残る劇的な裁判を特集し、マスコミの報道が裁判の結果を左右しうるのか？に迫っていく「裁判とメディア」(ともに11日配信)といったドキュメンタリーまで幅広い作品を楽しめるので、ぜひ”ステイホーム”のお供にしてほしい！
文/トライワークス
