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「スーパーマン」スターの息子、うっかりズボンなしでテレビ出演も好反応?

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「スーパーマン」スターの息子、うっかりズボンなしでテレビ出演も好反応?

映画「スーパーマン」シリーズでクラーク・ケント役を演じた故クリストファー・リーヴの息子で、米ABCテレビ「Good Morning America」(以下GMA)の記者ウィル・リーヴ(27)が、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自宅からリモートでニュースを発信。ズボンをはいていない生脚ならぬ生腿がテレビに映し出されて話題を呼んだが、翌日に同番組が「WORK-FROM-HOME ETIQUETTE」(自宅で仕事をする際のエチケット)と題した特集で汚名返上。非難もさることながら、賛同の声が多く寄せられている。

新型コロナウイルス感染拡大が続くなか、多くの人が在宅勤務を強いられているが、世界で感染者数、死者数ともに最多となっているアメリカの主な州では、1か月以上のロックダウンが続いており、モニターに映る顔や上半身だけドレスアップする傾向がみられ、ときには寝坊してパジャマ姿でリモート会議に参加するなどの緩い服装も出てきているという。

そんななか記者のウィルは、「GMA」でスタジオの2人の司会者と共に、ワイシャツとジャケット姿でZoomを通して「薬局がドローンを使って患者に処方薬を届ける」という画期的なニュースを真面目にリポート。しかしテロップの下から覗いたのは、ボクサーパンツだけでズボンをはいていないウィルの太腿だった。司会者の2人はそのまま気にせずに話を続けたが、GMAのTwitterには、「パンツだけでズボンをはいてない」「下着姿でニュースに出るなんて不謹慎」などといった批判の声が殺到。すぐさまウィルは自身のTwitterで、「いつもGMAの後はエクササイズをするから、今朝は効率的にその準備をしようとしてズボンをはかなかったけど、準備が早すぎたみたいだ」と弁明。反省を見せた。

そしてその翌日に、ジャケットとワイシャツ姿で同番組に登場したウィルが担当したのは、自宅で仕事をする際のエチケットについての特集。「自宅からZoom、Skype、FaceTimeなどで会議をすることが多くなり、人から全身を見られない代わりに自分がどのように映るかを確認しておかないと、今回のようなことになる」とユーモアを交えて伝えている。

これについてGMAのTwitterには、「ナイスフォロー!」「私も気をつけなきゃ」「ズボンなんて、別にはかなくてもいいじゃない」「いまは笑えることが少ないので、よかったよ」「自分もパジャマでやってるよ」「彼は、現実を伝えてくれただけだから問題なし」といった好意的な意見が寄せられている。

ウィルの父親クリストファーは、1995年に乗馬競争中に落馬。脊髄損傷により首から下が麻痺し、以後は車いすでの生活を余儀なくされた。しかし1997年にはHIV感染者を主人公にしたテレビ映画『フォーエヴァー・ライフ/旅立ちの朝』で監督デビュー。同作で息子のウィルが俳優デビューを果たし、2006年までは映画などにも出演していた。クリストファーは、2004年に52歳の若さで亡くなっている。

NY在住/JUNKO

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