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ニューヨーク・アジア映画祭とジャパン・カッツ!が3週間にわたり開催

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ニューヨーク・アジア映画祭とジャパン・カッツ!が3週間にわたり開催

今年で10回目となるニューヨーク・アジア映画祭が、現地7月1日から14日(木)までリンカーンセンターにあるウォルターリード・シアターで、そして5回目を迎えるジャパン・カッツ!が、7月7日から22日(金)まで、ジャパン・ソサイエティーで開催されている。

ニューヨーク・アジア映画祭には、日本をはじめとして韓国、香港、中国、タイ、オーストラリア、マレーシア、フィリピンなどからの作品が出展されているが、ジャパン・カッツ!ではこれまでの最高となる日本映画のみ32本が公開(うちニューヨーク・アジア映画祭と共通が10本)、2つの映画祭で三週間の開催期間に日本映画が計39本、アジア映画が46本開催され、アジアがニューヨークを席巻する。

今年のニューヨーク・アジア映画祭では、初めて日本映画がオープニングを飾ったが、その栄えある第一号に選ばれたのが、石橋義正監督作の『ミロクローゼ』。日本より先にニューヨークで世界初公開が決まった同作で主役を務めた山田孝之は、今回の映画祭で上映される『GANTZ』『GANTZ PERFECT ANSWER』『乱暴と待機』『十三人の刺客』にも出演しており、最も注目されるアジア人俳優として、ライジング・スター・アワードを受賞した。

7月23日(土)からの日本公開に先駆けて先行上映される三池崇史監督の『忍たま乱太郎』は、子供向けアニメの実写版だが、海外でもその実力を認められている鬼才・三池監督の人気はニューヨークでも急上昇中で、「子供映画だけどいち押し」と同映画祭のスタッフが胸を張るおすすめの一作。ニューヨーカーたちの評価も楽しみだ。

ほかには、坂口拓、山口雄大が監督と脚本を手がける『極道兵器』(7月23日公開)が日本に先駆けて世界初公開されるほか、昨年ヴェネチア国際映画祭に出展された『十三人の刺客』のディレクターズカット版が世界初上映されるなど、今年も目玉作品が勢ぞろいしている。

さらに日本からは『行きずりの街』『名前のない女たち』『トルソ』『春との旅』『ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う』『最後の忠臣蔵』『ユキとニナ』『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』(以上10)、『管制塔』『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『スリー☆ポイント』『不倫純愛』など、昨年から今年にかけて日本で公開された様々なジャンルの力作が、海外もしくはアメリカ初公開を果たす。

また同映画祭でライフ・アチーブメントを受賞したツイ・ハーク監督は、過去の作品も含めて『蜀山奇傅 天空の剣』(83)、『ツイン・ドラゴン』(92)、『ブレード 刀』(95)、『狄仁傑之通天帝國』(10)の4作品が初めてアメリカで上映され、授賞式に登壇する予定となっている。

なお、ニューヨーク・アジア映画祭のオープニングを飾るのは『ミロクローゼ』、クロージングを飾るのは韓国映画『THE YELLOW SEA』、ジャパン・カッツ!でのオープニングは『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』で、『白夜行』がクロージングを飾ることになっており、出展作品の中には俳優やスターが登壇してのQ&Aセッションやアフターパーティなどが開催されることになっている。暑さ真っ盛りの7月のニューヨークは、アジア映画で大いに盛り上がりそうだ。【NY在住/JUNKO】

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